アイコン セブン&アイ そごう柏店と西武旭川店閉鎖へ 今年9月

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閉鎖される西武旭川店閉鎖される西武旭川店
そもそもスーパー経営者では百貨店経営は失敗する。
セブン&アイ・ホールディングスは、業績が低迷している千葉県のそごう柏店と北海道の西武旭川店を、今年9月をめどに閉鎖する方針を固めた。
セブン&アイ・ホールディングスは、傘下の大手デパート、そごう・西武の全国にある23の店舗のうち、千葉県柏市にあるそごう柏店と北海道旭川市の西武旭川店を、いずれも今年9月をめどに閉鎖する方針を固め、8日にも正式に発表する。
 
2つの店舗ともに、正社員はほかの店舗に配置転換する一方、パートの一部は、契約を更新しない方向で検討している。
そごう柏店は昭和48年に、西武旭川店は昭和50年に、それぞれ地域の中核的な商業施設としてオープンしたが、近隣郊外に進出してきた大型ショッピングモールや衣料品の専門店などに顧客を奪われて業績の低迷が続いていた。
デパート業界では、外国人旅行者が多く訪れる大都市圏の店が売り上げを伸ばす一方、地方では業績がふるわない店が多く、2月にセブン&アイは、埼玉県の西武春日部店が閉鎖したほか、岩手県花巻市の地元資本のマルカン百貨店が今年6月に閉鎖する方針を発表している。

<消費不況が続く百貨店業界>

百貨店はインバウンド効果で大騒ぎするTV局であるが、消費不況で実態は売れていない。売れていない報道はしないのが誰かさんのお気に入りか。

 

2015年 日本の百貨店の地区別売上高状況
地区
百万円
構成比
前年比
全 国
6,174,278
100.0%
-0.2%
主要10都市
4,164,630
67.5%
1.2%
札幌
154,816
2.5%
-0.3%
仙台
86,231
1.4%
-1.6%
東京
1,631,066
26.4%
3.4%
横浜
365,358
5.9%
-0.9%
名古屋
392,221
6.4%
-0.5%
京都
248,979
4.0%
-3.2%
大阪
788,384
12.8%
1.6%
神戸
161,340
2.6%
-0.7%
広島
131,284
2.1%
-1.9%
福岡
204,945
3.3%
0.9%
10都市以外の地区
2,009,648
32.5%
-3.0%
北海道
31,131
0.5%
-6.1%
東北
98,854
1.6%
-4.3%
関東
922,086
14.9%
-3.8%
中部
150,675
2.4%
-3.0%
近畿
265,299
4.3%
-2.5%
中国
139,441
2.3%
-2.3%
四国
102,925
1.7%
-2.2%
九州
290,233
4.8%
-0.9%
・前年比は店舗調整後の数値、因みに調整前の全店では-0.6。
・インバウンド効果は主要大都市に限られている。
・日本百貨店協会発表数値
 
 

[ 2016年3月 8日 ]
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