生体肝移植の「神戸国際フロンティアメディカルセンター/自己破産へ KIFMEC
生体肝移植を受けた患者の死亡が相次いだ神戸市中央区の病院「神戸国際フロンティアメディカルセンター(KIFMEC)」(120床、兵庫県神戸市中央区港 島南町一丁目5番地1、理事長:田中紘一)が、診療を事実上停止している問題で、KIFMEC側が債権者に対し、4月にも破産申し立ての手続きをする方針 を文書で伝えていた。
KIFMECは昨年11月、経営難のため事実上の診療停止を発表。再建を目指して支援者を探していたが、実現可能な支援の申し出はなかったという。
債権者によると、KIFMEC側は3月15日付で、破産申し立ての方針を表明する文書を発送。申し立ての時期は「今後約1ヶ月を見込んでいる」としている。
説明会の予定はなく「皆さまに無用なお手間をおかけすると考え、書面でのお知らせとさせていただいた」と釈明している。
KIFMECの代理人弁護士は「支援の申し出がなく、病院事業継続の具体的な道筋を付けられなかった。残念だ」と話した。
KIFMECは、神戸医療産業都市構想に基づき、消化器疾患治療の専門病院として2014年11月に開院。生体肝移植の第一人者、田中紘一理事長(京都大学病院)を中心に、これまで10人の患者に移植を実施したが、そのうち7人が1年以内に死亡した。
以上、報道等参照
当センターを開院する前に当センター医療スタッフは、インドネシアで施術、その後3人が死亡していることも判明している。
当センターは、経産省が鳴り物で医療ツーリズム・医療インバウンドの新設病院として、神戸市に開設させた経緯がある。
そのため、いろいろ問題が生じて、厚労省は積極的に動かなかった経緯がある。当センターには神戸市が出資している。
なお、当センター建物は三井物産(40.6%)など計13社が出資して、KIFMEC特定目的会社を設立し保有、KIFMECに賃貸している。
破綻するのは仕方ないだろうが、多くの死者を出した肝移植手術の検証は、第3者の肝移植専門家などにより徹底的に行うべきだ。
工事名称
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神戸国際フロンティアメディカルセンター新築工事
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施工場所
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兵庫県神戸市中央区港島
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工期
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設計:2012年8月10日~2013年2月15日
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施工:2013年3月29日~2014年9月18日
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発注者
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KIFMEC特定目的会社
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設計・監理
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五洋建設(株) (設計協力:(株)大建設計大阪事務所)
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施工者
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五洋建設(株)
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工事概要
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構造
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鉄骨造 地上8階
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敷地面積
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6,395.00m2
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建築面積
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2,665.11m2
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延床面積
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13,427.32m2
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