元気な鹿児島市 再開発目白押し キ・ラ・メ・キ テラス、天文館、中央駅東口など
1、<<市交通局跡地再開発「キ・ラ・メ・キ テラス」>>
南 国殖産などでつくる共同事業体による市交通局跡地の複合施設「キ・ラ・メ・キ テラス」の開発が動き出している。再開発地はJR鹿児島中央駅から1.5キ ロにある。総事業費は500億円規模。土地を市から92億5千万円で取得した電車通り側用地(約2万4500㎡)で2020年3月をメドに全面開業する。
2つの病院と商業複合施設、ホテル、分譲マンションから構成されている。
(1)急性期病院の今給黎総合病院がRC造9階建2万9200㎡(約450床)、
(2)慢性期病院の高田病院がRC造8階建1万2000㎡(179床予定)
(3)観光・新産業ゾーンでは、コールセンター、スーパーマーケット、エネルギーセンターなどの複合施設。規模はS造10階建2万1128㎡。
(4)ホテル部は滞在型でS造13階建1万9600㎡、スポーツクラブ・温浴施設なども整備する。
(5)また、分譲マンション(130戸、RC造21階建1万800㎡)は、2017年7月にも着工し、2019年3月の完成を目指す。
三菱地所設計がコンサルティングを行っている。
2、<<中央町19・20番街区再開発>>
鹿児島中央駅東口で進む「中央町19.20番街区市街地再開発」。約4400平方メートルの敷地に高さ約100メートルの商業・業務施設や共同住宅などで構成する予定。2019年度中の完成を目指しており、総事業費は200億円程度。
再開発ビルの施工にあたる特定業務代行者に、ここでも南国殖産を代表構成員とする共同企業体として決まった。
<中央町19・20番街区再開発計画案概要>
用 途:低層部は商業施設と多目的ホール、高層部は共同住宅
敷地面積:4,000平米
延床面積:47,000平米
階 数:地上24階、地下1階
高さ:80m以上~100m以下
その他:周辺施設とペデストリアンデッキでの接続
事業費:200億円前後
2016年 組合設立認可
2019年 竣工予定
3、<<天文館の再開発事業>>
鹿児島最大の繁華街の天文館地区では千日町1.4番街区再開発協議会が再開発ビル建設のための準備組合を3月下旬に設立する。当事業は電車通りに面する商業施設「タカプラ」を中心とする合計で約6千平方メートルが対象となっており、天文館に昔のにぎわいを取り戻す起爆剤になる商業施設の開発を行うもの。再開発地は天文館アーケード街の入り口に位置する。
<天文館千日町1・4番街区再開発計画案概要>
用 途:低層部は商業施設、高層部はホテル
敷地面積:6,000平米
延床面積:不明
階 数:地上25階~26階
高さ:100m前後
竣工予定:2020年
天文館隣接地では
3-2、<鹿児島銀行本店建て替え計画案概要>
所在地:鹿児島市金生町6番6号(山形屋前)
用 途:低層部(商業施設、銀行窓口)高層部(銀行本社)
敷地面積:計4,700平米
延床面積:計19,000平米
階 数:A棟13階、B棟8階
高さ:A棟50~60m、B棟30~40m
事業費:100億円以上
鹿児島ではこのほか、JR九州も自前の駅周りで分譲マンションや商業施設の開発を計画している。
コメントをどうぞ