3200億円 熊本大地震 土木被害額/国交省
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国交省は、熊本県などで相次いでいる地震によって道路の陥没や堤防の崩壊といった公共土木施設の被害額が、合わせて3200億円余りに上ると発表した。
一連の地震では、熊本県南阿蘇村にある全長約200メートルの阿蘇大橋が大量の土砂で押し流されて崩落・流出するなど、各地の公共土木施設に多数の被害が出ている。
これについて国交省は、被災した県や市町村からの報告のほか、現地での調査などを基に今月20日現在の被害額をまとめた。
それによると、道路の陥没や橋の崩落、堤防の崩壊、それに下水道施設の破損などの被害額は、合わせて3244億円に上る。
県別では、
熊本県が3224億円、
大分県が14億円、
宮崎県が4億円、
福岡県が2億円となっている。
国交省は、引き続き被害の詳細な把握を進めるとともに、現地への技術的な支援などを通じ、復旧・復興を急ぐことにしている。
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[ 2016年4月26日 ]
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