アイコン 3月の中国の生産者物価指数は▲4.3%下落、消費者物価指数は2.3%上昇

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中国の国家統計局が11日発表した、企業が工場などから製品を 出荷する際の値動きを示す生産者物価指数は、3月は前年同月比▲4.3%下落し、15ヶ月連続で▲4%を超える大幅な落ち込みとなった。ただ、下落率は前 月から0.6ポイント縮小し、インフラ投資の拡大といった政府の景気下支え策や不動産投資の伸びを背景に鋼材や銅線の需要が増えて値下がりに歯止めがかか りつつあることなどが物価に反映されたようだ。

一方、先月の中国の消費者物価指数は、前の年の同じ月と比べて2.3%の上昇とな り、上昇率は前の月から横ばいでした。野菜や豚肉の供給が減って大きく値上がりしたためですが、衣料品や靴については上昇率が縮まり、食品以外の物価の上 昇率は前の月に続いて1%にとどまっています。
 中央政府が需要を刺激して企業の生産活動がやや活発になっているが、その分、構造改革が求められている鉄鋼や石炭などの過剰な生産能力の解消が遅れる懸念もある。

また、消費者物価の上昇は食品が中心で、個人消費の勢いが強まっているわけではなく、今後の行方を注視する必要がある。

中国政府による衛生管理されていない豚舎の規制強化で、田舎の豚舎の閉鎖が大幅増、それによって豚肉価格が高騰しているもの。豚肉の輸出市場は米国(34%)とカナダ(19%)で過半を占め、EU27国(28%)も全体の1/4以上を占めている。これらの国々が大喜びしている。PM2.5も実質放ったらかし、今だ偽ブランド品の赤ちゃん用粉ミルク(大人用脱脂粉乳)にいたるまで蔓延、強権の中国政府のなせる業。

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[ 2016年4月11日 ]

 

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