アイコン 化学工場跡地建設の江蘇省常州外国語学校で77%の生徒に異常 常州市問題ないと

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中国江蘇省常州市の中高一貫校、常州外国語学校の生徒多数に工場跡地の汚染が原因とみられる皮膚炎や血液異常などの症状が広がっている。生徒の保護者が18日、「クラスの半数に皮膚のただれなどの症状が出ている」と証言しているという。

中国中央テレビによると、病院で診断を受けた生徒641人のうち493人に皮膚炎や白血球減少など白血病のような血液の異常が見つかった。

同校は昨年9月の新校舎移転後、北側校舎を中心に吐き気やめまいなどを訴える生徒が続出。中学1年生の生徒の母親(43)は取材に「校舎再移転を政府に求めたが、かたくなに拒否された」と語った。

保護者らによると、北側校舎の約100メートル北では2010年ごろまで三つの化学工場が稼働。業者が不法に地中に埋めるなどした有毒物質による土壌や地下水の汚染が影響している可能性がある。

中国メディアによると、元従業員の一人は農薬を製造していたが、未処理の排水を付近の川に流したり、廃棄物を地下に埋めたりすることがあったと証言。
 今年1月には一部保護者らが校門前などで抗議し、武装警察が出動する騒ぎになった。常州市当局は3月上旬に学校敷地で土壌や水質の検査を実施して問

題ないといつものデタラメ説明を行い収拾させようとしたが、環境保護省と江蘇省が17日に合同チームを発足させ、調査を始めた。
 環境影響報告書で工場跡地の地下水や土壌に含まれるクロロベンゼンの濃度が基準のそれぞれ9万4800倍と7万8900倍だった。
以上、毎日新聞参照

政治権力者が異常に力を持つと中国のように、言論は封殺される。また楯突いた者は、被害者どころか弁護士だろうと記者だろうと連行される。

 

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[ 2016年4月19日 ]

 

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