アイコン 福岡の中国人観光客ぼったくりツアーの実態 観光庁、JNTO見ていただきたい

スポンサード リンク
 

先般、福岡のRKB毎日放送が、福岡博多港に寄航する中国からのクルーズ船のぼったくりツアーの実態を報道した。
その内容を、国交省観光庁や日本政府観光局(JNTO)はしっかり、見てもらい、早急に対策を打ってもらいたいものだ。韓国のぼったくりツアーと同列にされてしまう。
2015年博多港には、全国の港に寄港した外国船籍のクルーズ船965隻のうち245隻が寄港したダントツ1位の港、そこで行われているボッタくりツァーの実態でもある。

以下、RKB毎日放送内容。
“爆買いの実態”ガイドの報酬システム
今、全国で話題になっている中国人観光客の、いわゆる「爆買い」ツアーですが、その裏側で何が起きているのか。
新たな実態が、RKBの取材で明らかになりました。

先日、福岡を舞台に、ツアーのガイドをしていた中国人の男女が検挙されましたが、その背景には、ガイドと免税店との間でやり取りされる独自の報酬システムが存在していることがわかりました。
博多港に到着したクルーズ船。定員2000人を超える巨大な船から、この日も続々と中国人観光客が降り立ちます。
一行は、バスに乗り込み、観光地などを巡ったあと、その日のうちに博多を出港します。

●太宰府天満宮の参道(音)
●中国人観光客

「観光に来ました。(福岡の街は)とてもきれいですね」
九州を訪れるクルーズ船ツアーで現在、主流となっているのは、中国を出発して韓国を経由し、長崎や福岡を巡る4泊5日のツアーです。
船内での食事代などもすべて含んだツアー料金は、平均して2万円程度。
時期によっては、「1人数千円」という破格のツアーもあるといいます。
この低価格を可能としている背景に、あの「爆買い」があるとみられています。

●中国人観光客
「日本に来たら、買い物すべきだよ。好きなものであれば、金額が高くてもかまわない。買います」
「たくさん買い物をする予定です」
Q商品は高くない?
「まあまあですね。でも、日本製品を信頼していますから」
観光地を後にした中国人が向かうのは、免税店。
福岡に滞在するおよそ8時間のうち、半分以上を買い物に費やします。

●買い物をした人
「日本の物は、すべてが良いです。妻が薬品を買いました、酵素とか。1万元(約17万円)以上、使った」
買い物に関心があるのは、観光客だけではありません。
客を案内している中国人ガイドも、同じだというのです。

●中国人ツアーガイド
「(免税店の商品を)売れば売るほど、自分の利益が上がっていきますね。買い物をさせないと、次の仕事をもらえない。だから、それが勝負ですね」

今回、RKBは、複数の旅行代理店や免税店などの関係者20人以上に取材しました。
その結果、福岡市内でクルーズ船ツアーに組み込まれている免税店のほとんどで、独自の金銭のやり取りが行われていることがわかりました。
その仕組みは、こうです。

まず、日本国内にある旅行代理店から依頼を受けた中国国内の旅行代理店が、格安料金で中国人観光客を集めます。

この時、集めた客1人当たり数千円の報酬が支払われます。
また、日本国内の旅行代理店は、中国語でガイドができる人物やバスなどを手配して、クルーズ客の受け入れ態勢を整えます。
そして、到着した観光客をツアーガイドが連れていくのは、事前に約束をした免税店です。
この約束には、売り上げに応じた報酬が含まれています。

ガイドが連れてきた観光客が購入した合計金額の30パーセントから50パーセント程度が、免税店からツアーガイドと旅行代理店に支払われるというものです。

●中国人ツアーガイド
「留学生がガイドをやっていて、いきなり車を買ったり、いきなりマンションを買ったりとか。(多い人で)1年間で8000万円ぐらい稼いでいる人もいますし、1日だけで500万円ぐらい稼いでいる人もいますね」

●免税店の元従業員
「見たこともないし、すごく高いし、本当にそのような商品を買ったお客さんがいるか疑問でした。しかし、ガイドさんが勧めて、(免税店の)社員たちも勧めて、本当に売れている」
この「爆買いビジネス」とも言える仕組みの中で、重要な役割を果たすツアーガイドをめぐり、先日、事件が発覚しました。
就労資格を持たずにガイドを務めた中国人の男女2人のほか、旅行代理店と免税店6社の役員らが書類送検されたのです。
本来、日本で外国人のツアーガイドをするには、「通訳案内士」という国家資格が必要です。
しかし、観光庁によると、福岡県内の中国語の通訳案内士は、わずか68人。
急増するニーズに追いつかないため、旅行代理店によっては、留学ビザなどで滞在している中国人をガイド役として使うケースが横行しているのです。

●中国人専門の旅行代理店スタッフ
「人が必要なので、悪く言えば誰でもいい。中国語だけができれば、案内する人がいれば、使うという現状がありました」

●ツアーガイド
Qすいません、RKB、テレビ局なんですけど?
「ちょっと、もう集合時間なんで、急いで帰らないといけない…」
Qガイドさんの資格って持たれてますか?
「・・・・・」
さらに、免税店の中には、売り上げを伸ばすため、通常の何倍にもなる価格で商品を売っている店もあるといいます。

●中国人ツアーガイド
「1つの健康食品で20万円くらいで売っていますね。ぼったくりですね、完璧に」
●免税店の元従業員
「納豆と酵素(などの健康食品)が、免税店で一番売れているものだと思います。健康食品は、高いものがいいものと信じているから」
●中国人ツアーガイド
「バスの中で、(商品の)説明をする時間がほしい。例えば、福岡タワーから免税店まで行く道は、本当は10分しかかからないんですけど、わざと天神を遠回りしたりとか…」

こうした状況は、長い目で見た場合、日本の観光産業に暗い影を落とすと専門家は指摘します。

●九州産業大学商学部長・千相哲教授
「(資格のないガイドは)買い物のことだけが頭の中にあって、そういうことをすると、せっかく、そういう時間に日本の良さが伝えられるチャンスがあるにもかかわらず、それが生かされていないということが大きな問題。これから中国人観光客がどんどん伸びてくるっていうことは確かなことなので、将来的には、日本の観光にマイナス影響を及ぼすのではないかなと」

●小畠記者
「日本は、観光立国を標ぼうし、外国人観光客の誘致を進めていますが、このままでは、『日本離れ』にもつながりかねません。日本の本当の良さを知ってもらうためにも、早急な対策が待たれます」

●池尻キャスター
驚く内容でしたが、福岡にあるすべての免税店が、今回のケースに当てはまるというわけではないんですね。
多くの店で、このようなことが起きている。

●坂田キャスター
資格を持ってない人がガイドをやっている、これだけでも問題なんですけれども、それが、さらなる違法行為をしかねない状況、これは、改善しなければいけませんよね。
以上、
福岡が例によって、日本の外国クルーズ船受け入れのボッタくり地であり、そのため福岡・博多寄航が多くなっているとしたら、大問題だ。対策が後手後手の福岡県の汚名は、日本の汚名にもなる。

ボッタくりも含めてインバウント効果だとほざくならば、日本の観光も何でもありになりもうおしまいだろう。また、ぼったクラレの観光客もありがたい観光客数だとし歓迎したらば、訪日の被害者は2度と日本へは来なくなることだろう。

まずは福岡博多港から、行政、警察・検察が一致協力して、LCCを利用した韓国の似の前にならないように早期に手を打つ必要がある。
違法者をショッ引き、厳罰を与え、留学生も含めて外国人の場合は強制送還。またボッタくり店舗の免税店は社員が勝手にしたとしても免停・剥奪が当然のことだろう。

JNTOも違法しない健全な多くの中国人留学生たち(福岡市や大分県に多くいる)に対し、中国語通訳案内士の資格の門戸を大きく緩めるべきだろう。人物保証は大学にさせればよい。
こうしたボッタくりのため、日本の福岡の胡散臭い大学に留学しに来ている輩も多いものと見られる。ただ、留学生以外の日本在留の中国籍の人は、一定の日本人の保証人がいない限り、認めるべきではないだろう。在日の中国人のネットワークはネット犯罪の巣窟にもなっている。

 

2015年の全国港湾のクルーズ船寄航回数/国交省
伸率
10
11
12
13
14
15
10/15
博多
61
26
85
19
99
245
301.6%
長崎
39
17
72
35
70
128
228.2%
那覇
46
37
47
41
68
105
128.3%
石垣
45
42
46
59
69
79
75.6%
鹿児島
45
8
27
16
29
51
13.3%
神戸
22
6
22
18
32
42
90.9%
横浜
18
9
26
32
48
37
105.6%
佐世保
 
 
 
 
 
34
 
広島
8
6
14
16
 
25
212.5%
大阪
6
5
22
12
 
18
200.0%
函館
4
 
 
 
27
 
 
小樽
 
 
 
 
31
 
 
釧路
 
 
 
 
21
 
 
別府
 
4
25
 
 
 
 
 
 
 
12
 
 
 
その他
44
17
90
113
159
201
 
合計
338
177
476
373
653
965
185.5%
入国者数
(千人)
前年比
 
 
416
1,116
168.3%
1隻当り
(人)
 
 
 
637
1,157
 
 
RKB毎日放送の報道分はユーチューブにすでにUPされている。

[ 2016年4月 1日 ]
スポンサード リンク
 

 

コメントをどうぞ

関連記事

  • この記事を見た人は以下も見ています
  •  
  • 同じカテゴリーの記事です。
  •   
スポンサード リンク
 


PICK UP


PICK UP - 倒産

↑トップへ