アイコン 寄付金5億円返せ スズキ会長を怒らせた浜松市議会自民市議団の諸君

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浜松市の新野球場整備事業では、何の利権が蠢いているのだろうか。市議会主流派の自民・公明が手に手を取り合い整備のための調査費を否決、予備費扱いに修正させた。県議会の自民・公明の意向なのか、市議会の自民・公明の意向なのかも不明なところが多い。

昨年12月、スズキの鈴木会長と浜松の鈴木康友市長は静岡県庁を訪れ、川勝泉尾県知事に対し、遠州灘沿岸部での野球場整備を要望していた。

鈴木修会長は3月25日、「(建設予定地の)篠原地区に造りたくないということか。整備に反対する理由が分からない。(新野球場の土地取得費に充てられる予定である)寄付した5億円の返還を求めていく」と話した。
スズキは、昨年3月末までに、防災機能を併せ持つスポーツ施設建設に協力するため、計5億円を市に寄付していた。

寄付金について浜松市は、西区篠原町の建設予定地(市総合水泳場「トビオ」付近)取得費に充てることを検討していた。取得費は10億円と想定されおり、鈴木会長は、さらに追加して5億円の寄付を検討していたが、撤回する意向を示した。

川勝平太知事も1月29日、スズキ会長や浜松市長の意向を受け、遠州灘海浜公園(浜松市西区)に建設を構想する新野球場に触れ、「現在検討中。議会に丁寧に説明し、相談していく」と述べ、建設に意欲を見せた。

浜松市議会は2月24日、2016年度一般会計当初予算案で、新野球場の調査費などの2770万円について全額減額した修正予算案を可決し、予備費処理扱いにしてしまった。この議決に際し、創造浜松、市民クラブは反対した。

静岡県は、2月議会に提出する2016年度一般会計当初予算案に、基本計画策定費として1億円弱を計上する方針と報道されていた。
ところが、静岡県議会建設委員会は3月8日、浜松市の遠州灘海浜公園に県が建設を構想する新野球場について集中審議を行い、最大会派の自民改革会議の議員から「慎重に時間をかけて議論すべきだ」として否決・保留扱いとした。

県議会第2会派のふじのくに県民クラブによると、昨年まで自民党は整備案について賛成していたという。急に態度を変えた理由はわからないとしている。

金銭利権か人事利権しか考えられない。どっかでトップの方で衝突でもあっているものと見られる。

浜松市議会 会派構成
所属 人数
自民党 19
公明党 5
創造浜松 9
市民クラブ 6
共産党 5
浜松市政向上委員会 1
市民サポート 1
合計 46

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[ 2016年4月 1日 ]

 

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