アイコン 米ソーラー発電大手のサンエジソン/破産(民事再生)申請へ

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WSJは1日、米太陽光発電大手のサンエジソン(本社:米国ミズーリ州メリーランド・ハイツ)が、連邦破産法11条の適用申請で準備をしていると報じた。

 サンエジソンが保有するインドのソーラー発電施設については、インドのアダニグループが取得を検討しているという。

サンエジソンは、破産法適用期間中の運転資金を確保する必要があり、一部資産売却も含めてその確保に向け債権者と協議しているという。

以上、

なお、サンエジソンは、日本法人を今年2月タイのBCPG Co., Ltd.に約97億円で売却している。売却されたサンエジソン・ジャパンは、合計で13MWとなる4つの太陽光発電所を操業中で、同時に合計27MWの2つの発電所を建設中だった。

これほどまでに火力発電の燃料が安くなれば、ソーラー発電はコストが高く、国の助成がなければ、設備投資にための膨大な借り入れを抱えたままでの経営は難しいものと見られる。

日本のように、消費者に強制的に支払わせる方法もあるが、日本の場合、当初の設定価格そのものが日本メーカーの高い価格により設定されたため、現実の日本の太陽光発電市場は、韓国勢や中国勢の安価なソーラーメーカーの食い物になってしまった。

日本メーカーの価格は高く、韓国勢は何故安いのだろうか。わざわざ高くなるように造っているとしか思えない。

日本は今後、ファナックのように、人を極力入れない全自動生産システムでの生産が待ち望まれる。特に画一的な生産品で中国・韓国勢と戦うには、よほど円安にしない限り、その方法しかない。

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[ 2016年4月 5日 ]

 

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