アイコン 「みかん育ちブリ」の幸進水産合同会社(愛媛)/自己破産へ

鮮魚・飼料販売の幸進水産合同会社(愛媛県宇和島市別当6-4-8、代表:宮本藤男)は3月31日事業停止、事後処理を高田博明弁護士(電話0895-28-7910)に一任して、自己破産申請の準備に入った。

負債額は約2億5千万円。

消費不況から同社が主力にしていた「みかん育ちブリ」「みかん育ち真鯛」「みかん育ちヒラメ」など差別化して高価格で取引されていた鮮魚類の価格が下落し続け、また、地元養殖業者向けの愛媛産の柑橘類を調合した飼料の販売も減少し続け、この景気を全国の隅々までのアベノミクスでも販売量や魚価は一向に回復しないことから、資金繰りに窮し今回の事態に至った。

  漁業者もいろいろ努力しているのであるが、上昇するのは税金と社会保険・公共サービス料の負担ばかりで肝心の消費者の懐は寂しくなるばかり、消費がGDPの6割を占めてもおり景気回復どころではなかろう。

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[ 2016年4月 8日 ]

 

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