アイコン 甘利前大臣問題 東京特捜 URと薩摩興業を家宅捜査 贈収賄経過

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甘利東京地検特捜部は甘利前経済再生担当大臣の事務所がUR=都市再生機構と千葉県白井市の建設会社「薩摩興業」の補償交渉を巡って、現金を受け取っていたとして告発された問題で、事実関係を解明するため、甘利氏の元公設秘書から任意で事情を聴くとともに、8日夜から9日朝にかけて、UR本社や薩摩興業などを捜索し、強制捜査に乗り出した。

当問題は、甘利氏の事務所が、平成25年から26年にかけてURと補償交渉をしていた千葉県白井市の薩摩興業の元総務担当者の一色武から現金を受け取っていたもので、3月、東京の弁護士の団体が、口利きの見返りに報酬を受け取ることを禁じた斡旋利得処罰法違反の疑いがあるとして、東京地方検察庁に告発状を提出していた。

東京地検特捜部は、URの担当者や薩摩興業の一色武から任意で事情を聴くなどして捜査を進めていたが、関係者によると、これまでに新たに甘利氏の元公設秘書からも任意で事情を聴いたという。
さらに事実関係を解明するため、URなどの関係先を捜索し、強制捜査に乗り出した。
この問題で、甘利氏の元公設秘書は、平成25年8月に薩摩興業の一色武から現金500万円を受け取っていたことが分かっているほか、ほかの元秘書らとともに甘利氏の事務所などでURの担当者らと12回にわたって面会し、補償交渉などについてやり取りしていたことが、URが公表した資料で明らかになっている。

特捜部は、元秘書が現金を受け取った際の詳しい状況や補償交渉の経緯などについて捜査を進めるものとみられる。
今年1月に甘利氏が行った会見によると、元秘書は「補償金額の交渉には介入していない」などと口利きを否定していたという。
甘利氏の事務所は、3月告発された際にコメントを出し、「あっせん利得処罰法に当たるような事実はない。早期に解決していただくよう、真摯に捜査に協力していく」などとしている。
以上、

URは地上げ屋と深い関係にあり、すべて金で済まそうとする。地上げ屋が地上げできない不動産を意図も簡単に纏め上げる。そりゃ裏方さんたちと通じるしかない。当然地上げ屋さんたちも多くが裏方さんたちと通じている。それでいて、公的地上げ機構のURは、取材に対しては守秘義務を盾に一切内容を喋らない。鉄道機構の土地買収も含めこうした事件は氷山の一角だ。

これまでの報道により作成

甘~い甘利大臣辞任劇に至る経過

薩摩興業(総務担当:一色武)がトラぶっていたURとの交渉の仲介代として甘利事務所に1200万円相当額を贈賄告発した事件

 

2013

薩摩興業(社長)

薩摩興業の借事務所一帯を所有者がURに売却

 

 

 

UR、薩摩興業が借りている事務所地前に道路

 

 

URの道路工事で硫化水素噴出、事務所も歪む

 

 

損害賠償や立退料要求

 

     

薩摩興業社長と右翼A会長知り合い

 

右翼A(解散済)

稲川会系右翼

 

薩摩興業がAとBに仲介代で3000万円提供

 

    知り合い

 

 

右翼B

神奈川県

 

 

 

 

 

大臣経験の元代議士

UR交渉失敗

 

 

 

 

 

 

 

薩摩興業

右翼Aに1000万円要求

 

 

右翼A支払えず

 

 

 

2013年5月

右翼A所属の一色武

甘利事務所の清島秘書兼所長にURへの交渉依頼

 

 

一色武は薩摩興業の名刺取得、総務担当

2013年6月

甘利事務所

甘利事務所の宮下秘書がURへ

2013年8月

UR

2億2000万円で決着

2013年8月

一色武

甘利事務所に500万円提供

2013年11月

一色武

甘利大臣に直接50万円提供

 

 

 

 

新たな問題発覚

UR主導の道路工事でさらに事務所敷地内に亀裂

 

 

産廃が埋まっており、改修工事できず

 

 

薩摩興業事務所や道路含めて所有者が産廃違法埋め込み

 

 

UR 道路の産廃30数億円で撤去(本来所有者撤去)

 

薩摩興業

被害の補償料要求 

 

 

 

 

UR

薩摩興業に対して補償額1億3千万円提示、決裂

2014年2月

一色武

甘利大臣に50万円提供

2014年4月

後援会作戦

千葉県甘山会設立パーティ・・・薩摩興業主催

 

甘利事務所

一色武が甘利事務所大和所長の清島に再度仲介要請

2014年9月

甘利事務所

議員会館に環境省の役人を呼びつける

2014年~2015年

甘利事務所

一色武に秘書たちがタカリ続けるが、URに動かず。  

 

 

金銭、食事代、フィリピンパブ、キャバクラ、商品券などなど

 

 

 

2016年1月

一色武

頭にきて文春などに贈賄の事実をリーク

関係者

発覚時の関係者

甘利明TPP担当大臣

自身50万円×2回受領、薩摩興業側が、金銭、商品券、飲食、キャバクラ代など計1200万円提供、一部秘書着服

公設第一秘書

大和事務所所長 清島健一

政策秘書

鈴木陵充(レクサス要求)

政策秘書

宮下忠士

 

 

一色武

薩摩興業総務担当(元右翼団体所属)、メモ魔・記録魔

薩摩興業

社長(現在、一色武とは絶縁状態?)、千葉県白井市

 

 

UR

千葉県白井市で道路開発、薩摩興業とトラブル発生

環境省

UR買収地の産廃問題

 

[ 2016年4月 9日 ]
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