アイコン 虐めでPTSD 仙台市教委が治療費請求拒否

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仙台市の中学校でクラスメートからいじめを受け、心的外傷後ストレス障害(PTSD)の疑いと診断さ れた男子生徒側が、独立行政法人「日本スポーツ振興センター」の災害共済給付制度に基づき治療費の請求手続きを求めたのに、事実上の請求者に当たる市教委 が拒否していたことが25日、分かった。
 男子生徒は同日までに、学校や市教委の対応に不備があるとして、市教委に約104万円の慰謝料や謝罪などを求める調停を仙台簡裁に申し立てた。
 
申立書などによると、男子生徒は中学1年時の2012年7~11月、クラスメートから繰り返し悪口を言われたり、ズボンやパンツを脱がされたりするなどのいじめを受けた。
男子生徒は登校を渋るようになり、3年時の14年4~9月にも不登校に近い状態となった。男子生徒は、学校に「以前の(いじめられた)経験が忘れられない」と説明。同年11月にはPTSDによる不登校の疑いがあると診断された。

学校は、男子生徒側にいじめが起きたことを謝罪。クラスメート側も「不登校となるまでエスカレートさせ反省している」との文書を男子生徒側に出した。
だが、市教委は、請求手続きを取るよう求めた男子生徒側に対し今年3月、「いじめが原因と考えていない」と回答し、対応を拒んだという。

 給付制度では、市教委が実質的な請求者となる。男子生徒の代理人は「いじめとPTSDとの因果関係が認められる可能性があるのに、市教委が独断で拒否するのは不当だ」と指摘。市教委は「調停段階で何もコメントできない」としている。
以上、

 ナイーブな生徒の心理を専門医でもない市教委という大人の組織の物指しで計るのはいかがなものかと思われる。虐めを発生させた学校側と市教委の責任はどこに問われるというのだろうか。謝罪ですべて済むのならば警察はいらん。市教委は権威権力集団なのかぁ。仙台の教委は最近、滋賀県大津市の市教委を見ているようだ。

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[ 2016年4月27日 ]

 

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