アイコン 三菱自動車 3月決算 増収減益 だが、問題発生で受注半減状態

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不正データ提出による燃費不正問題により大揺れしている三菱自動車、費用は1000億円かかるだろうと報道されているが、すでに米国からも説明を求められている。また、日産の軽の売れ筋デイズも対象であることから、損害賠償を受ける可能性もある。
しかし、一番、影響を受けるのは信用失墜による同社の売り上げダウンとなる。

原因は、同社が前回のリコールで危機に陥り現在もなお再建会社であり、開発費が非常に少ないことも問題点として挙げられる。昨年はSUV開発担当部長2人を開発が遅れたとして首にするほど、上層部は現場知らずのようでもある。
デザインにしても、ドンくさいデザインを出し続け、i-MiEVなどを筆頭に日本でもまったく見向きもされない車を出し続けている。
元ギャランのユーザーとして嘆かわしい事態が続いているのが心配だ。

上層部は2011年にはわかっていたと報道されているが、これまでにある程度自己資本を蓄えたことからこの機会を見て発表したのだろう。

三菱重工も造船部門はガチャガチャ、商船主体の長崎造船所は大型コンテナ船MOL号の2つ折れ事件、客船の受注額の倍返しの費用大損失問題、神戸の親方日の丸の艦船しか建造できなくなっている。
 
やはり、利益追求を求め過ぎる経営陣により、それまで硬すぎるブランドの三菱の大転換がこうした一連の問題を発生し続けているようでならない。
三菱が血も吸う住友と同じになってしまい、ブランドも何もなくしているようだ。
 
 
連結/百万円
売上高
営業利益
営率
経常利益
株主利益
13/3
1,815,113
67,382
3.7%
93,903
37,978
14/3
2,093,409
123,434
5.9%
129,472
104,664
15/3
2,180,728
135,913
6.2%
151,616
118,170
16/3
2,267,849
138,377
6.1%
141,027
89,094
16/15
4.0%
1.8%
 
-7.0%
-24.6%
17/3期予想
不正燃費問題により未公表
16年3月期
総資産
純資産
自己資本
自資本率
 
1,433,725
701,856
687,666
48.0%
 

 

[ 2016年4月28日 ]
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