シャープ 千人規模の人員削減へ ソーラー部門
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台湾の鴻海精密工業の傘下に入るシャープが、千人規模の人員削減を検討していることが28日、分かったと報道されている。現在策定中の新たな事業計画の中で一つの案として浮上しているもの。
シャープは、液晶事業を中心に厳しい業績が続きそうで、早期黒字化のためには、一層の固定費の削減が避けられないとみているもよう。
親 会社となる鴻海の郭台銘会長は「(従業員は)全員残ってもらえるようにしたい」と述べ、雇用を原則維持する意向を打ち出している。しかし、一方で、不採算 部門の切り離しを含めた事業構造の全体的な見直しには意欲的とされる。人員削減は、不振の太陽電池などの事業部門が対象となる可能性がある。
以上、
再建に必要な額は出すが、すぐさま利益を出せというのがスポンサーの論理。
鴻海は、シャープランドと技術を使って、格安の家電製品を世界販売することにより、生き残りが保証されよう。当然、第1ターゲットはサムスンとLGの家電分野である。
製造は鴻海に任せ、シャープは研究開発部門と営業部門を強化拡大する必要があろう。
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[ 2016年4月28日 ]
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