アイコン 追報:日銀が仕掛けた暴落相場 3円以上の円高

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日本銀行は28日、金融政策決定会合を開催し、「経済・物価情勢の展望」(展望リポート)を公表した。
2%程度の「物価安定目標」の達成時期を従来の「17年度前半」から「17年度中」に先送りした。
経済成長率や消費者物価指数(CPI)の見通しを下方修正し、「物価の中心的見通しについては、
予想物価上昇率の動向をめぐって不確実性が大きく、下振れリスクが大きい」とした。

物価情勢について、エネルギー価格の寄与度は、現在のマイナス1%強から次第に剥落していくが、17年度初めまではマイナス寄与が残るとして、2%の達成時期が来期の17年度中になると予想している。
16年度については、CPIの見通しを従来の0.8%から0.5%に引き下げ、成長率や賃金上昇率の下振れなどを主因として挙げている。

物価情勢をめぐるリスクについては、経済の上振れ・下振れによる要因のほか、中長期的な予想物価上昇率の動向、労働需給などマクロ的な需給バランス、サービス価格や家賃などの物価感応度、そして原油価格などの輸入物価動向を挙げた。
マイナス金利を導入したことに関連して「低金利に伴う金融機関収益の下押しによって金融仲介が停滞方向に向かうリスクについても、金融機関が充実した資本基盤を備え、前向きなリスクテイクを継続していく力を有していることから、大きくないと判断している」とした。
金融政策運営については、2%の物価目標の実現のために、「量」「質」「金利」の3つの次元で追加的な金融緩和措置を講じるとした。・・・いつ、今でしょ!

以上、
<政治的な安定がもたらしているのか>
日本の政治は、主要国内でも異例と言える安定感を発揮している。参院選でも与党敗北を予想する声は聞かれず、政治リスクには縁遠く見える。
しかし、その日本でも、金融市場では政権発足来最大の勢いで資金が流出中。その一因は政策不信という名の(金融市場での)政治リスク。

「あそこもバスを降りたらしい」。市場関係者の間ではこんな言葉が飛び交う。海外勢の間で流行した株買いと円売りを同時に仕掛ける戦略「ダブルデッカー」が、上値の伸びない株価と円高進行で次々に見直しを迫られている。すでに外資は3月までに5兆円、証券市場から逃げ出している。
同戦略の特色は、円売り持ちの大きさにある。日本株を購入した海外勢は持ち高に応じて通貨安リスクを回避するため円売りを実行するが、リフレ政策を掲げる安倍政権下では円の先安見通しが強い。そのため、必要分以上に円を売り建てて、為替市場でも値幅取りを狙う。

株買い/ヘッジの円売りポジションの比率を1対1とすると、「2階建てバス」の持ち高は、その名の通り1対2程度。ピーク時には1対3以上で円を売り込む動きもあったという。アベノミクスへの懐疑が強まり、その戦略を解消すれば当然、逆に、株の下落圧力より円の上昇圧力は大きくなる。
日経平均が、年初来高値圏を推移する一方、ドル/円が1年半ぶり安値圏から抜け出せない背景には、こんな事情もある。
以上、ロイターなど参照

円安は期待できない。現状維持すら難しくなっている。それも28日、1日にして3.19円(15時43分現在)も円高にシフトさせた日銀は、もう犯罪者でしかないだろう。連休中に何があってもおかしくない。105円以下になる可能性すらある。
サミット前、こっそりでも為替市場に介入もできない。前回のようにボルサリーノのおっさん登場もないだろう。

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[ 2016年4月28日 ]

 

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