アイコン 4月 九州の訪日観光客 主力の韓国激減 熊本大地震の影響

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0519_01.jpg観光庁が18日発表した4月の訪日外国人旅行者数は、前年同月比18%増の208万人で、単月として過去最多だった。

地域別の内訳は明らかにしていないが、熊本大地震があった九州では、韓国からの旅行者が前年同月比で3割強減った。
九州への外国人旅行者のうち、韓国からの旅行者は3分の1を占め、減少の影響は大きい。ただ九州でも、韓国を除く外国からの客足に目立った影響は出ていないという。
以上、

九州の観光地は、訪日観光客も大事だろうが、海外客が少ない杖立温泉(大分と熊本の県境)などでは国内客のキャンセルが大量に発生し大打撃を受けている。
何よりも国内客の回復が願われる。
九州の交通網はGW前までには新幹線も九州道も全線再開されたが、それ以前に、GW中の予約キャンセルが大量に出て回復しないままGWは終了した。
多くのキャンセルが出た黒川温泉の女将さんたちは、GW後、福岡市を訪問し、「黒川温泉は被害もほとんどなく、通常通り営業している。大丈夫だから来てぇ」と懸命に連日訴えていた。
湯布院もGW期間中、少しは回復したものの、それでも例年の半分ほどだったという。熊本大地震の余震は大分でも生じているが、震源は阿蘇寄りであり、直接的な打撃はほとんど受けておらず、通常通り営業されている。

韓国の人たちは、何事も被害妄想狂的な集団反応を示すことで知られており、今回も大量のキャンセルにつながったと見られる。特に別府温泉は韓国の温泉訪日客のメッカとなっており、深刻な影響を受けている。

2014年の大分県の延宿泊人数は610万人、うち、うち外国人は延40万人、内訳は韓国48%、台湾20%、香港9%、中国3%、アメリカ3%、その他7%となっている(出典:観光庁)。

韓国からの訪日客数
 
2014
 
2015
 
2016
 
訪日客数
前年比
訪日客数
前年比
訪日客数
前年比
1月
255,517
9.0
358,093
40.1
514,900
43.8
2月
231,502
-1.2
321,600
38.9
490,800
52.6
3月
192,078
-7.2
268,200
39.6
374,100
39.5
4月
193,998
-5.0
304,600
57.0
353,700
16.1
5月
195,263
-14.6
315,400
61.5
 
 
6月
207,588
-1.8
251,500
21.2
 
 
7月
250,741
2.8
343,800
37.1
 
 
8月
251,428
16.7
391,000
55.5
 
 
9月
217,689
32.3
301,700
38.6
 
 
10月
249,577
57.7
370,800
48.6
 
 
11月
239,029
39.9
359,800
50.5
 
 
12月
270,903
48.2
415,700
53.4
 
 
年計
2,755,313
12.2
4,002,193
45.3
1,733,500
38.4%
 
<九州の国別宿泊延人数>九州は宿泊しないクルーズ船の寄航も別途あり
2014年の九州各県の延宿泊人数と外人延宿泊数
 
全延人数
外人延人数(その他省略)と各国比率
 
千人
千人
韓国
台湾
中国
香港
全国
473,501
42,070
10%
18%
18%
7%
福岡
15,232
1,357
35%
22%
9%
10%
佐賀
2,837
90
53%
17%
14%
5%
長崎
7,315
492
31%
22%
9%
6%
熊本
6,869
475
43%
22%
8%
10%
大分
6,101
400
48%
20%
6%
10%
宮崎
3,481
161
53%
25%
3%
9%
鹿児島
7,534
266
20%
39%
9%
11%
沖縄
20,142
2,388
20%
30%
16%
19%
出典:観光庁
 

[ 2016年5月19日 ]
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