アイコン 田平天主堂と日野江城跡を除外 世界遺産申請 長崎教会群と関連遺産

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世界文化遺産登録を目指す「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」(長崎、熊本県)の構成資産が14から12に減ることが世界遺産登録の推進会議で正式に決まった。
除外された2資産がある平戸、南島原両市の市長は「苦渋の選択」と無念の表情を浮かべた。
事前審査していたイコモスが今年2月、申請書に基づけば、禁教時代の教会群に特化すべきで、明治以降の教会遺産や関係性が薄い遺産は問題があると指摘されていた。

遺産申請物件に対して、禁教時代を鮮明に出しすぎた申請書に問題があり、キリスト教伝播時代・禁教時代・明治の解禁時代のストーリーを、遺産申請すれば、こうした問題は生じなかったと見られる。単に申請書の内容に問題があったと見られる。

それに加え、戦争の最たる悲劇・原爆投下で破壊された浦上天主堂(1865年(元治2年建立、戦後復元されたが以前の遺構などあり)を入れなかったのも、キリスト教文化のカナダ人たちによる審査機関のイコモスの心象を悪くしたものと見られる。田平天主堂は残念だが・・・。

イコモスも日本の明治遺産登録では韓国からイチャモン付けられ、中国の南京遺産では日本からイチャモン付けられ、日本の遺産申請にはかなり神経質になっているものと見られる。そうしたイコモスの状況も察知して、長崎県は申請書の作成を誰に依頼したのか知らないが、申請書を指摘されることもないほど完璧しておく必要があったのではないだろうか。また、政治的に登録遺産を各地に散りばめたところにも問題があったのではないのだろうか。

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[ 2016年5月30日 ]

 

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