アイコン 「都城市にあるERCエコセンターという産廃処理場の事業許可をめぐる疑惑

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都城市平成18(2006)年、宮崎県官製談合事件が発覚し、捜査の結果、当時宮崎県知事だった安藤忠恕の関与が強まり、宮崎県議会での不信任決議、辞職、さらに逮捕にまで発展した事件を記憶している人は少なくなった。

 知事ばかりか側近や県幹部も逮捕されるなど、逮捕者は16人にのぼった。裁判では安藤元知事に対しては一・二審で懲役3年6か月と追徴金2000万円の 有罪判決が出ていたが、上告中に死去したため公訴棄却となった事件である。安藤氏の辞職後の知事選に立候補して宮崎県知事に当選したのが、そのまんま東氏 である。あの事件から宮崎県庁を実行支配してるのは県庁職員でもなく、また知事でもなくて宮崎県警が支配するようになっている。知事をはじめ16人も逮捕 されれば、そうなるのも当然と言えば当然である。下記のメディア政経9に注目される記事が掲載されている。必見の価値あり。

メディア政経9
http://www.media-9.jp/

「宮崎県ブロガー怪死事件」に新展開「犯人」呼ばわりされた関係者が報道機関を提訴する!?

  遡ること2014年夏、1本の雑誌記事が密かに注目を浴びていた。サンデー毎日の9月7日号の「宮崎・都城発 権力批判ブロガー怪死の闇」という記事 で、産廃業者、反社会勢力、参議員の癒着の疑惑を追求していたブロガーが告発直前に怪死したというものだ。この怪死事件は、サンデー毎日だけではなく、他 者も取材を進めていたことから、マスコミの間では話題となった記事だった。あれから2年、騒動は終わっていたと思っていたが、まだまだ動いていたのだ。
 当時の記事をざっとを振り返る。

 7年前、都城市の女性の遺体が見つかった。遺体は池上美智子さん当時63歳。彼女は当時、首長X(現在が参議員)の選挙に携わったが、そのやり方を巡っ て袂を分かった。Xのウラを知った彼女はXの疑惑、特に、Xと産廃業者Wの関係については詳しく書き連ねていた。彼女のブログが人気になるにつれ、Xの後 援者に彼女が経営するスナックのドアを何度も蹴られたり、何者かにナイフで襲われて血まみれになったこともあった。

そんな中、行方不明になり遺体が発見さ れたというのだ。警察は事件性がないとしたが、サンデー毎日は、捜査のズサンさを指摘、この変死に事件性はないのかどうか、疑問を呈しているのだ。
「池上さんはブログのことで様々ないやがらせに会っていたといいます。しかも“私は殺されるかも”と口にしていたようです。そんな時、ちょっと出てくると 言って出掛けたっきり、行方不明になり、山中のダムに浮いていたのです。事件性を疑わせるものでした」(当時取材していた記者)

 だが、この記事は疑惑を疑惑として書いているだけで、人物が特定されるような記述や、何かを断定するような書き方はしていない。

都城市だが、
「読む人が読めば、誰のことを指しているのか明らかだ」
 と憤るのはWの関係者だ。

「断定はしていないが、関係者のコメントを散りばめて、Wが怪死に関与しているのではないかと臭わせるような書き方になっていますよ。

例えば、Wには県警 の元幹部の顧問がいますが、池上美智子さんの夫の“(その顧問が)捜査をつぶした”という主旨の証言を紹介しています。また、Wが2015年春、Xのもと で公共工事をめぐる詐欺事件で逮捕されたことを書いています。それは事実ですが、事件を起こすような会社だから他に事件を起こしていても不思議ではない、 とでも言いたげな内容でした」
 たしかにWが詐欺事件で逮捕されたとなると、不審な目で見てしまうのは分かる。しかし、詐欺事件は県警の“デッチ上げ”だとWの関係者は反論する。

「逮捕容疑は新燃岳の火山灰運搬にからむ水増し請求というものでした。つまり実際に運んだ量より多く市に申請し、その費用を騙し取ったというものです。裁 判で、検察側は何時間もの証人尋問の時間を要求しておきながら、こちら側が証拠を提出すると追求できなくなり、非常に短時間で終わりました。まだ裁判は継 続中ですが無罪判決が出ると信じています」
 Wは裁判の目処が立ち次第、これらの疑惑を記事にしたネットメディアを含めた報道機関を名誉毀損で提訴する予定にしているという。

「そもそも、サンデー毎日の記事の内容がおかしい。池上さんはブログのことでナイフで襲われたこともあると言っていたんでしょ?にもかかわらず、夫に行き 先も伝えず出て行くのはあまりのも不用意。しかも携帯電話すら持って出なかったんです。とても命を狙われていた人の行動とは思えない。それをサンデー毎日 は疑問に思わなかったんでしょうか。なぜ池上さんの夫の証言に乗ったのか理解に苦しみます」
 当時、この怪死を取材していた記者によると、サンデー毎日は第2弾の記事を掲載予定だったそうだが、池上さんの夫の証言に乗れなくなってしまったのか取 り止めたという。そもそもブログの内容も誇張や単なる噂の類が多く、Xの疑惑そのものが希薄だったのではないかとの見方も一方である。

 県警は池上さんの死を自殺、他殺両面で捜査しているそうだが、単なる自殺だった可能性も十分ある。にもかかわらず、なぜ騒動がここまで大きくなっているのか。
「都城市にあるERCエコセンターという産廃処理場の事業許可をめぐる疑惑や、それに絡む親X派と反X派人脈の利権や思惑が、県や市、警察などを巻き込ん で、絡まった糸のように複雑に入り組んでいるのです。池上さん怪死騒動もWの逮捕もその一環の出来事だとも言えるのです」(地元関係者)

 この産廃施設をめぐる問題は非常に興味深いため、またの機会に追及してみたい。

[ 2016年6月14日 ]
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