アイコン 関東のダム貯水量深刻 10%取水制限へ 全16ダムの貯水量

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関東のダム有効貯水量で全体の53%占める利根川水系8ダムの貯水量合計は37%と過去最低を記録している。今年は暖冬で上流の降雪量が少なかったことや、5月の雨量が例年の約半分にとどまったことによる。
利根川水系8ダムとは別の利根川水系鬼怒川流域4ダムも45%となっている。
荒川水系4ダムは62%の貯水量があり、ほぼ例年通りであるが、全体の16%有効貯水量しかない。
 こうしたことを受け、国交省関東地方整備局は6月16日から10%の取水制限を行う。ただ、一般家庭への影響はない。
なお、関東の水使用量(生活用水・工業用水・農業用水など)は、年間155.9億㎥(国交省)、1日当たり平均0.42億㎥が必要となっている。これらのダムや河川から取水して利用している。

<6月16日現在>
<6月16日現在>

利根川水系ダム貯水量 6月 14日 0時現在
ダム名
現在の状況
平均値との比較
有効貯水量
現在貯水量
現在貯水率
前日から増減
平均貯水量
対平均値割合(%)
矢木沢
11,550
1,093
9%
10,300
11%
奈良俣
8,500
4,442
52%
7,605
58%
藤原
3,101
1,555
50%
2,059
76%
相俣
2,000
555
28%
1,511
37%
薗原
1,322
216
16%
702
31%
5ダム合計
26,473
7,861
30%
22,177
35%
下久保
12,000
5,564
46%
8,810
63%
草木
5,050
2,744
54%
4,336
63%
渡良瀬貯水池
2,640
996
38%
2,263
44%
8ダム合計
46,163
17,165
37%
37,586
46%
 
<利根川水系8ダム以外の鬼怒川流域ダム貯水量>
利根川水系鬼怒川流域ダム貯水量 2016年6月14日現在
ダム名
有効容量
貯水量
貯水率
前日補給量
対平均値割合
(万m3)
(万m3)
(%)
(万m3/日)
(%)
五十里ダム
3,200
644
20
-9
60
川俣ダム
7,310
4,493
61
70
97
川治ダム
7,600
2,680
35
22
63
湯西川ダム
7,200
3,620
50
19
95
4ダム合計
25,310
11,437
45
102
83

 

荒川水系ダム貯水量 2016年6月14日現在
ダム名
有効容量
貯水量
貯水率
前日補給量
対平均値割合
(万m3)
(万m3)
(%)
(万m3/日)
(%)
二瀬ダム
2,000
1,426
71
0
90
滝沢ダム
5,800
3,475
60
6
126
浦山ダム
5,600
3,618
65
-10
100
荒川貯水池
1,020
420
41
30
46
4ダム合計
14,420
8,939
62
-34
101

 

関東16ダムの貯水量 2016年6月14日現在
ダム名
有効容量
貯水量
貯水率
前日補給量
対平均値割合
(万m3)
(万m3)
(%)
(万m3/日)
(%)
利根川水系8ダム計
46,163
17,165
37
46%
鬼怒川流域4ダム合計
25,310
11,437
45
102
83%
荒川水系4ダム計
14,420
8,939
62
-34
101%
合計
85,893
37,541
43.7
 
 

 

6~8月の天気予報/気象庁
予報区
要素
1ヶ月予報
3ヶ月予報
6
7
8
関東甲信越地方
気温
平年並み又は高い確率が40%
平年並みの確率が40%
平年並み又は高い確率が40%
降水量
平年並みの確率が40%
平年並み又は多い確率が40%
平年並みの確率が40%
北陸地方
気温
高い確率が50%
平年並みの確率が40%
平年並み又は高い確率が40%
降水量
平年並みの確率が40%
平年並み又は多い確率が40%
 

[ 2016年6月15日 ]
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