アイコン 署名に託した市民(3万人)の思いは、長崎市議会に潰された

田上市長田上富久市長、あのチャンポン・ミーティングはどこに飛んで行ってしまったんだろうか。

署名に託した市民(3万人)の声は、市民によって選ばれた市議会(総務委員会)によって潰されてしまった。県庁跡地に市役所を移転するかの是非を問う住民投票条例案を、長崎市議会の総務委員会が、否決したわけである。 
では、総務委員会のメンバーを紹介してみる。

委員長  梅原 和喜(市民クラブ)
副委員長 山口 まさよし(明政クラブ)
委員 内田 隆英(日本共産党)
   筒井 正興 (明政クラブ)
   永尾 春文 (公明党)
   野口 達也 (市民クラブ)
   馬場 尚之 (市民クラブ)
   深堀 義昭 (自由民主党)
   毎熊 政直(議長・明政クラブ)
   吉原 孝   (創生自民)

上記の10人で構成されているが、彼らを選んだのは長崎市民であり、その長崎市民3万人が県庁跡地に市役所を移転するかの是非を問う住民投票条例案を望 み、長崎市民3万人の思いが込められている。社民・共産党が賛成して公明党・民進党・自民党が反対してるようだが、保守系の明政クラブは分裂という分かり にくい構図になっている。市議会のドン、板坂博之(前・議長)氏が田上市長の意を汲んで反対派の総司令官との情報も未確認だが寄せられている。その代償が 何らかの利権というなら看過できない由々しき事態である。

 長崎市は新しい庁舎を公会堂の跡地に建設する計画だが、市民団体は県庁の跡地に市役所を移転すべきと訴え、是非を問う住民投票を求めている。そのために 3万の署名を集めたのである。県は、県庁舎跡地にホールやなどを設ける考えだが、市議会の毎熊議長らは、今月3日、里見副知事と面会し、土地の貸与の可能 性などを探っていたと、アリバイ工作に必死のようである。

長崎市議会 長崎市議会 毎熊政直議長は「現実的に、もう協議さえできないような時期まで、議論は深まっている、今の話を進める以外ないと私はそう取った」と否決の理由を述べている。
また、他の委員からは、署名は重く受け止めるものの「住民投票をしても、県庁舎跡地への市庁舎移転は見込めない」との意見も出たようだが、野口委員は 「20年以上の歳月をかけ、公会堂跡地への新庁舎跡地を検討し、市は設置を検討している」吉原孝委員は「交通ターミナル機能を考えることによって、あの地 区の活性化は図れる」と否決の理由を述べている。採決の結果、住民投票条例案は、賛成少数で否決されている。

 市民の会 金子叔司会長は「市民不在の行政。署名をしていただいた3万人近い方に、申し訳ないという気持ちでいっぱい」条例案は、本会議でも否決される見通しである。

さすがは、田上市政というべきである。なんとま~、血の通わない市政だこと、あのチャンポン・ミーティングはどこに飛んで行ってしまったんだろうか。

[ 2016年6月 9日 ]
 

 

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