アイコン 軍艦島名誉毀損事件 第3回口頭弁論を終えて

軍艦島昨日、6月15日(水)「軍艦島名誉毀損事件 第3回口頭弁論」が行われた。今回の口頭弁論は、前回の原告側意見書に対して、小川さんが、反対意 見書を提出しております。

裁判官が再度、軍艦島コンシェルジュとユニバーサルワーカーズの関係を明らかにすることを求め、経営者夫婦の名前の暴露がどこに あったのか?ということを原告弁護士に問うたのに対して、原告は「調べてきます」だって。次回7月20日は直接取材に行きます。

小川 茂樹
https://www.facebook.com/hakou.seirou?fref=nf&pnref=story

【軍艦島名誉毀損事件 第3回口頭弁論を終えて】
今回の口頭弁論は、原告側意見書に対して反対意見書の提出が主な内容でした。裁判官が再度、軍艦島コンシェルジュとユニバーサルワーカーズの関係を明らかにすることを求め、経営者夫婦の名前の暴露がどこにあったのか?ということを原告弁護士に問い、
「調べてきます」
と約10分ほどで終了しました。

軍艦島のどチンコの先っぽまで
「それくらい調べとけよっ!」と出かかりましたが、ぐっと我慢。

だって調べられるはずはないんです。個人名もユニバーサルワーカーズの名前も一言も言ってませんから・・・。
毎回思うことですが、原告本人は顔も出しません。弁護士が代理人なのでそれ自体は別に違法性も何も無いのでしょうが、人を訴えといて非常に失礼な態度です。多分もう興味が無いのでしょう。
公共の利益を説く正論と、都合が悪い事実に関しての言論に対して、余計な労力と精神的、金銭的な圧力をかけ「見せしめ」にする。これが典型的なスラップ訴訟の形とも言えます。
私の主張は、ガイドラインに沿わない説明を観光客にやっていた船会社に対して、その事実を示して、市に指導監督を求め、市としての明確な指針を明らかにさ せることが目的であり、その行為は「公共の利益」と「言論の自由」の概念から1mmたりとも逸脱するものではありません。

それを反映したのが、後に長崎市が発表した基本方針です。
基本方針が出たあとでも、軍艦島コンシェルジュのHPのリンクからは「負の遺産である」の文字が消えることはないどころか、堂々と「戦時中の外国人労働者」の話をすると明記されています。
これ、世界遺産と全く関係のない話なんですよね。
リンクにある「軍艦島同好会」なる団体のブログは2012年1月19日から4年以上も更新が止まってますが、その趣旨には、
「軍艦島にあった端島炭坑には、朝鮮半島や中国大陸から外国人労働者が連れてこられ炭鉱労働に従事していた。このことは負の遺産ではあるが、二度と戦争を起してはならないことを意味するものでもある。我われは軍艦島を「平和の象徴」としても捉える必要がある。」
とういうことが書かれています。歴史の流れや外国人労働者の定義からきちんと調べていただきたいものです。

①朝鮮半島の人間は当時日本人でしたから外国人ではありません。
②中国人は親日的な汪兆銘政権の人材派遣会社から派遣された
 2年契約の出稼ぎ労働者でしたから強制労働、強制連行ではあり
 ません。
③「軍艦島と戦争」は全く関係がありませんので「平和の象徴」と
 して捉える必要はありません。ただの考えすぎです。

私は、軍艦島コンシェルジュさんのやっていることと主張は、全てにおいてどこかピントがずれている。と思うのです。
それがどこから来るのかはわかりませんけど・・・。
そういえば、今回新聞記者らしき人間が来ていましたが、あちらの弁護士から話を聞くだけで、こちらには一切取材はありませんでした。偏った記事を書いてくれなければいいと思います。
次の法廷を7/20にすることで閉廷となりました。
以上報告終わり。

[ 2016年6月16日 ]
 

 

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