アイコン JCB 静脈生体認証による手のひら決済実証実験

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JCBインターナショナル・インドネシア(JCBインドネシア)が、手のひらの静脈による生体認証を用いた決済スキームの実証実験を7月から8月にかけインドネシアで進めている。

手のひらをかざすだけのクレジットカード決済は世界初。2017年以降の商用利用開始を目指している。
ヌガラ・インドネシア銀行(BNI)創立70周年イベント会場のジャカルタ・コンベンション・センター(JCC)で、JCBは、静脈認証の登録カウンターを設置。
BNIのJCBカードを持っている利用者が、ここで手のひらをかざし静脈データを登録すると、カードがなくてもテナント店で手をかざすだけで決済ができる。実際に発行されている銀行のカードを使っての実験は、世界初となる。

 生体認証には、指紋、網膜、静脈などを使った方法があり、スマホのロック解除やセキュリティーエリアへの入場などに使われるのは一般的になっている。
日本の銀行でも現金自動預払機(ATM)で使用されるケースも増えてきている。一方、クレジットカードについては、日本でも多くが実験段階で商用利用は進んでいない。

 JCBが、決済システムに選んだのは、富士通と富士通フロンテックの開発した静脈認証技術。
認証精度が高く、他人受入率(他人であるにもかかわらず本人であると誤認してしまう確率)が125万分の1以下という。
JCBは、最後の認証実験として、オフィスビルのレストランに読み取り機を期間限定で設置した。
BNI社員の実生活利用に近い環境でテストし、使い勝手も含めたアンケートを取るなど、実用化に向け問題点をあぶり出す。
以上、

実現できないことはない。指紋と静脈を一緒にすれば、その精度は飛躍的に高まろうが、接触しないというところに衛生的に静脈のよさがあるのだろう。
 

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[ 2016年8月10日 ]

 

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