アイコン 月刊「サーフィンライフ」発行の(株)マリン企画(東京)/自己破産へ

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マリンスポーツ関連雑誌発行の(株)マリン企画(東京都品川区東大井5-12-10、代表:黒川治雄)と関連の(株)エムピーシー(同、同)は8月19日、事後処理を金田万作弁護士(電話03-3356-7617)ほかに一任して、自己破産申請の準備に入った。

負債額はマリン企画が約3億円、エムピーシーが約3億円。

マリン企画は、昭和46年設立の老舗マリンスポーツ関連の雑誌社。月刊「サーフィンライフ」、季刊誌の「グライド」、「ハイ・ウィンド」などサーフィンやウインドサーフィン関係の専門誌を発行していた。

サーフィン人気の絶頂期であった平成8年4月期の売上高は約29億円を計上していた。しかし、少子化、不況の長期化、低賃金の非正規雇用者増などから、サーフィン人口は漸減し続け、同社の売上高は平成27年期には2億円台まで落ちていた。

エムピーシーは、マリン企画が発行する雑誌の編集、制作部門を担当していたが連鎖した。

20東京五輪では、サーフィンが正式競技種目になるが、日本経済は若者にも冷たく、サーフィン人口はウインドサーフィンも含め減るばかり、近くのサーフィンやウインドサーフィンスポットもめっきり少なくなっている。以前は真冬でも楽しむ人たちがいたが、今では夏場でもまばら。寂しい限りだ。

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[ 2016年8月24日 ]

 

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