アイコン 5大銀行グループ1Q合計 最終利益▲27%減

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三菱UFJフィナンシャルグループ、三井住友フィナンシャルグループ、みずほFG、りそな HD、三井住友トラストの5大銀行グループ(銀行5大メジャー、スーパー銀行)の2016年4~6月期(1Q)の連結決算が1日出そろった。最終利益は合 計で前年同期比▲27%減の5,859億円。

日銀が2月に導入したマイナス金利政策の影響で、主力の貸出事業の採算が悪化した。
株安・円高・マイナス金利による市場混乱で投資信託や保険の販売も振るわなかった。通期の業績見通しは5グループとも据え置いた。 4~6月期に5グループ合計で最終減益となったのは14年来2年ぶり。

銀行収益の中核となる資金利益は、5グループ合計で約1兆1740億円と、前年同期比▲16%落ち込んだ。貸し出しと預金の金利差が縮小したことによる。

年明け以降の株価下落や円高で保険や投信の販売が落ち込んだほか、取引先企業との持ち合いを中心とする政策保有株の売却も株安で鈍っている。

4~6月期の株式売買の利益は5グループ合計(傘下銀行合算ベース)で235億円と前年同期を▲80%と大幅に下回った。
 
逆風下で決算を支えたのは、国債を中心とする債券の売買益。4~6月期は5グループ合計(同)で2163億円を稼ぎ、前年同期比で38%増えた。マイナス金利政策を受けて10年物国債などの値上がり(金利は低下)が続き、含み益の出た国債を日銀などに売却することで利益を確保した。
 以上、報道など参照

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[ 2016年8月 2日 ]

 

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