日銀による7月の全国の地方別経済状況
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日銀の見解、政府見解、地方の見解、個人の感触、それぞれ分かれようが、日銀は次のように7月の地方別の経済状況を次のとおり発表している。
7月の全国の地方別経済状況 清算・投資・雇用・所得
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日銀月例報告による
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北海道
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景気情勢
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緩やかに回復している
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公共投資
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下げ止まっている
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生産
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緩やかに増加している
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設備投資
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高水準で推移している
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個人消費
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雇用・所得環境が着実に改善していることを背景に、回復している
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雇用 所得
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雇用・所得情勢をみると、労働需給は着実に改善している。雇用者所得は回復している
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東北
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景気情勢
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生産面に新興国経済の減速に伴う影響などがみられるものの、基調としては緩やかな回復を続けている
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公共投資
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震災復旧関連工事を主体に、高水準で推移している
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生産
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横ばい圏内の動きとなっている
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設備投資
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緩やかに増加している
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個人消費
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一部に弱めの動きもみられるが、底堅く推移している
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雇用 所得
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雇用・所得環境は、改善している
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関東甲信越
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景気情勢
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輸出・生産面に新興国経済の減速に伴う影響などがみられるものの、緩やかな回復を続けている
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公共投資
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増加している
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生産
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横ばい圏内の動きが続いている
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設備投資
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増加している
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個人消費
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一部に弱めの動きもみられるが、底堅く推移している
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雇用 所得
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雇用・所得情勢は、労働需給が着実な改善を続けているもとで、雇用者所得も緩やかに増加している
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北陸
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景気情勢
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一部に鈍さがみられるものの、回復を続けている
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公共投資
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持ち直しに転じている
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生産
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横ばい圏内で推移しており、高水準を保っている
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設備投資
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着実に増加している
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個人消費
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一部に鈍さがみられるものの、雇用・所得環境の改善や観光関連の交流人口の増加を背景に、持ち直している
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雇用 所得
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雇用・所得環境は、着実に改善している
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東海
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景気情勢
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自動車関連での工場事故や熊本地震の影響から輸出・生産面で振れがみられるものの、基調としては緩やかに拡大している
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公共投資
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高水準ながらも、減少傾向にある
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生産
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自動車関連での工場事故や熊本地震の影響による振れを伴いつつも、基調としては緩やかに増加している
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設備投資
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大幅に増加している
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個人消費
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一部に鈍さがうかがわれるものの、基調としては持ち直している
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雇用 所得
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雇用・所得情勢をみると、労働需給が引き締まっているほか、雇用者所得は着実に改善している
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近畿
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景気情勢
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輸出・生産面に新興国経済の減速の影響がみられるものの、緩やかに回復している
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公共投資
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下げ止まりつつある
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生産
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このところ横ばい圏内の動きとなっている。この間、在庫はやや高めの水準となっている
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設備投資
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増加基調にある
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個人消費
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一部で改善の動きに鈍さがみられるものの、雇用・所得環境が改善するもとで、全体としては堅調に推移している
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雇用 所得
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雇用情勢をみると、労働需給が改善を続けるもとで、雇用者所得は一段と改善している
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中国
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景気情勢
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一部に弱めの動きがみられるものの、緩やかな回復基調を続けている
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公共投資
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緩やかに減少している
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生産
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一部に弱めの動きがみられるものの、全体としては横ばい圏内の動きとなっている
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設備投資
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緩やかに増加している
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個人消費
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一部に弱めの動きもみられるが、全体としては底堅く推移している
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雇用 所得
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雇用・所得環境は、着実な改善を続けている
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四国
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景気情勢
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緩やかな回復を続けている
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公共投資
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下げ止まっている
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生産
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持ち直しが一服している
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設備投資
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緩やかに増加している
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個人消費
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緩やかに持ち直している
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雇用 所得
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雇用・所得情勢をみると、労働需給は着実な改善を続けており、雇用者所得も緩やかに持ち直している
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九州
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景気情勢
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熊本地震の影響により急速に下押しされた後、観光面などで弱い動きが続いているものの、供給面の制約は和らいできており、緩やかに持ち直している
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公共投資
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被災地以外における大型案件などもあって持ち直しに転じつつあり、熊本地震の復旧工事もみられている
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生産
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熊本地震の影響により大幅に減少した後、生産設備の復旧や代替生産の進捗などから、増加に転じている
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設備投資
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高水準で推移しているが、熊本地震の影響により、一部に投資の先送りや維持・補修投資の実施など上下双方向の動きがみられている
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個人消費
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熊本地震に伴う営業・物流面への影響は和らいでいるものの、消費者マインドが依然として慎重なほか、観光面の大幅な落ち込みが続いており、全体として弱めの動きとなっている
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雇用 所得
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雇用・所得情勢をみると、労働需給は着実に改善しており、雇用者所得は緩やかに持ち直している
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[ 2016年8月10日 ]
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