アイコン 6月の機械受注額10.1%増/4~6月は▲6.1%減 工業会との数値とは大きな隔たり

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内閣府が6月の機械受注額を次のとおり、発表した。

1、機械受注総額の動向をみると、2016(平成28)年5月前月比11.5%減の後、6月は同10.1%増の2兆2,098億円となった。

2、需要者別にみると、
民需は前月比6.9%増の9,954億円、
官公需は同12.3%増の2,393億円、
外需は同10.8%増の8,205億円、
代理店は同12.5%増の1,143億円となった。
民間設備投資の先行指標である「船舶・電力を除く民需」の動向をみると、2016(平成28)年5月前月比1.4%減の後、6月は同8.3%増の8,498億円となった。
このうち、製造業は同17.7%増の3,666億円、非製造業(除く船舶・電力)は同2.1%増の4,838億円となった。

3、4~6月をみると、受注総額は前期比6.1%減の6兆4,834億円となった。
需要者別にみると、
民需は同17.1%減2兆8,742億円、
官公需は同13.3%減の6,830億円、
外需は同3.7%増の2兆4,305億円、
代理店は同8.5%減の3,255億円となった。
また、船舶・電力を除く民需は同9.2%減の2兆4,312億円、
製造業は同13.4%減の1兆110億円、
非製造業(除く船舶・電力)は同5.0%減の1兆4,325億円となった。

4、2016(平成28)年7~9月見通しをみると、受注総額は前期比4.3%増の6兆7,654億円の見通しになっている。

5、需要者別にみると、
民需は同12.4%増の3兆2,294億円、
官公需は同2.4%増の6,996億円、
外需は同1.8%増の2兆4,733億円、
代理店は同11.1%増の3,617億円
の見通しになっている。
また、「船舶・電力を除く民需」は同5.2%増の2兆5,587億円、
製造業は同14.2%増の1兆1,546億円、
非製造業(除く船舶・電力)は同1.5%減の1兆4,111億円の見通しになっている。

<注意>
日本工作機械工業会が発表した6月の受注状況(確報)は、
受注総額は、前年同月比▲19.9%減の109,057百万円
内需が、同比▲15.8%減の50,755百万円
外需が、同比▲23.1%減の58,302百万円
となっている。

7月では、(速報値)
受注総額は前年同月比▲19.6%減の104,414百万円、
内需が前年同月比▲14.3%減の51,301百万円、
外需が同比▲24.2%減の53,113百万円
となっている。

・内閣府は工作機械と一般機械を分けているのだろうか。
・内閣府の外需についても、昨年同月より約20%円高になっていることを考慮しているのだろうか。願い・気持ちの数値だろうか。

[ 2016年8月10日 ]
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