日銀頭痛い 7月の企業物価指数▲3.9%下落 16ヶ月連続減
スポンサード リンク
日銀が10日発表した7月の国内企業物価指数(2010年平均=100、速報)は、前年同月比3.9%下落の99.2だった。
原油価格の下落の影響により、16ヶ月連続で前年を下回った。ただ、マイナス幅は6月よりも小幅に縮小した。
円高傾向も響き、石油関連の製品や、化学製品の価格が押し下げられた。
中国経済の減速の懸念などにより、銅の価格も下がったという。
日銀は「引き続き、原油価格と円高による影響を注視する」と話している。
下落したのは508品目、
上昇は230品目。
下落した代表格は、
石油・石炭製品が▲19.5%、
非鉄金属が▲14.2%、
化学製品が▲8.4%
がそれぞれ下落した。
以上、
物価上げたい一心の日銀にとって頭が痛い。円高でしばらくエネルギー関連の輸入価格は下がり続け、製品価格も下がり続けることになる、原油価格が2割以上上昇しないことには・・・。
スポンサード リンク
[ 2016年8月10日 ]
コメントをどうぞ