アイコン タンクローリー炎上事故の多胡運輸(株)(群馬)/破産開始決定 請求額32億円

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燃料輸送業の多胡運輸(株)(群馬県高崎市箕郷町上芝541-2、代表:多胡茂美)は8月4日、前橋地裁高崎支部において、破産手続きの開始決定を受けた。 破産管財人には、都木幹仁弁護士(電話027-326-6001)が選任されている。なお、多胡茂美代表は死亡のため、上野猛法律事務所の上野猛弁護士 (電話027-252-7751)が仮代表に就任している。

負債額は約33億円。

同社は昭和50年創業の燃料輸送業者。平成20年8月、首都高速道路でガソリンを積載していた同社のタンクローリーがカーブを曲がり切れずに横転・炎上し、道路や橋脚などが高熱で熔解して大きく損傷した。

東日本高速道路賠からの請求に、保険会社からの事故補償金10億円や資産売却など進めていたが、請求額が膨大なため支払いきれず裁判に。今年7月に同社と運転手に対して32億8900万円の支払判決が下り、今回の破産となった。

 

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[ 2016年8月17日 ]

 

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