アイコン 元気寿司 オアフ島のA型肝炎拡大 生の帆立貝が感染源か 店舗閉鎖命令 食中毒

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今夏、ハワイではオアフ島を中心にA型肝炎への感染が広まり、ハワイの保健当局は、日米で展開する寿司チェーン店「元気寿司」が提供した生の帆立貝が感染源とみられるとして、オアフ島など11店舗の営業停止を命じた。

  ハワイの保健当局によると、オアフ島やカウアイ島などで8月10日までに168人がA型肝炎に感染した。これについて保健当局は16日、オアフ島とカウア イ島で11店舗を展開している寿司チェーン店「元気寿司」で提供された冷凍物の生の帆立貝が感染源とみられると発表し、店舗の営業停止を命じた。「市民へ の感染拡大を防ぐための措置だ」としている。
 感染者は全て成人で、オアフ島を中心にカウアイ島、マウイ島の住民に加え、アメリカ本土からの旅行者にも感染が広がっているという。

A型肝炎は、
A型肝炎ウイルス(HAV)が原因のウイルス性肝炎の一種。多くは一過性の急性肝炎症状で終わり、治癒後は強い免疫を獲得する。発症するまで約1ヶ月と潜伏期間が長く、感染原因を突き止めることが困難な上、感染拡大の要因にもなっている。
感染は、糞便を介した経口感染で、糞便に汚染された器具、手指等を経て感染する。また、ウイルスに汚染された水や野菜、魚介類などを生や加熱不十分なまま食べることによっても感染する。食物を介さずに、性行為による感染も報告されている。
日本での主な感染源は、牡蠣など二枚貝と考えられているが、輸入野菜が感染源になった例も報告されている。
A型肝炎の経過は慢性化することはほとんどなく急性肝炎の形をとり、ある時期を過ぎると治癒へ向かうことが多いが、稀に合併症を患い劇症肝炎や腎不全へと移行し重症化することがある。


元気寿司は、(本店:宇都宮市、16/3期売上高323億18百万円)
すし業態「魚べい」が主柱に中国や米国でも展開している(国内8割、海外2割)。米穀卸大手の「神明」がTOBで15年6月に子会社化している。

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[ 2016年8月17日 ]

 

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