7月、中国の粗鋼生産量2.6%増、銑鉄1.7%増、鋼材4.9%増
中国の鉄鋼業界は国内需要の低迷を受けても生産調整せず、過剰生産分を海外へ廉価に販売して世界中から批判されている。
中国は内実、輸出相手国は安い鉄鋼製品が入ることは相手国のためになると開き直っている。
しかし、世界各国からのパッシングを受け、構想改革に乗り出し、企業ごとに割り当てて生産量を減らしているものの、生産施設を別会社に移管して、生産調整を実施したと当局を報告し、内実、別会社で生産を続けている。
その結果、当局が油断すれば鉄鋼生産量はいつでも増加する。
中国国家統計局が8月16日、2016年1月~7月の鉄鋼生産状況を報告した。
発表によると、中国2016年7月の銑鉄生産量は、2015年同期と比較して1.7%増加し、5781万トンとなった。
ただし1月~7月の銑鉄生産量は、2015年同期と比較して▲1.4%減少し、4億325万トンにとどまっている。
2016年7月の粗鋼生産量は、2015年同期比2.6%増の6681万トン。
1月~7月の粗鋼生産量は、2015年同期比▲0.5%減の4億6652万トン。2016年7月鋼材生産量は、2015年同期比4.9%増の9594万トン。
1月~7月鋼材生産量は、2015年同期比1.9%増の6億5705万トンとなっている。
以上、
パクリ・だましの中国企業、当局のお達しなど適当にこなす技術を生まれつき有している。
当局が今後、やかましくいえば、報告せず、生産物が水面下に沈む可能性も指摘されている。当局は裏取りなどすることもない。それほど中国企業は多く、当局によるコントロールが効かない証となっている。また、生産を減量すれば、その分に付きほとんど国家補償もない。
(国際イベントなどでヒステリック操業を停止させ、大気汚染を一時的に解消させることぐらいしかできない)
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