アイコン 元岩国藩主創業の(株)義済堂(山口)/自己破産申請

明治時代創業で服地原反輸出販売の(株)義済堂(山口県岩国市川西3-6-10、代表:藤村聖一)は8月25日、申請処理を辻村和彦弁護士(電話06-6360-9831)に一任して、山口地裁岩国支部へ自己破産申請した。

負債額は約8億5千万円。

同社は、明治6年に元岩国藩主が地方産業振興を目的に創業した繊維の染色加工、製造会社から、卸し部門を独立させた会社。

スーツ用原反の北米輸出や国内アパレルメーカーへの卸のほか、自社企画品のスーツブランド「クール・ド・サムライ」「プリティ・フォー・ウーマン」などを量販店向けに卸していた。

以前は15億円以上の売上高を計上していたが、安価な東南アジア製との差別化がはかれず、国内では消費不況もあり、売上不振に陥り、最近では1億円台まで売上高を落とし経営不振に陥っていた。

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[ 2016年8月29日 ]

 

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