3大商船 コンテナ船とバラ積み船1割削減 運賃低迷
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韓国では韓進海運の破綻が秒読み段階に入っている韓国紙が報道している。韓国では造船会社も危機に瀕しており、STX造船海洋は今年5月経営破綻、残る3 大手造船会社も過去の安値受注が祟り巨額赤字を露呈、資源安で船舶の発注量も乏しく受注不振に苛まれ、すでに銀行管理下に置かれている有様。
造船・海運大国に上り詰めた韓国造船・海運業界に嵐が吹き続けている。韓進海運が破綻した場合、用船主が船舶を引き上げ、新たに海運会社に安価に用船に出す可能性がある。そうなれば、世界経済が米国を除き低迷している中、なかなか運賃は上がりそうにない。
こうした中、日本の海運大手3社は、主力事業のコンテナ船とバラ積み船を1割削減する。
今年度末までに商船三井が昨年度末に比べ約60隻減らすほか、川崎汽船は2019年度末までに約20隻を減らす。日本郵船も減らす。
売上高の大半を占めるコンテナ船とバラ積み船の運賃低迷が長引いていることから、海運会社の収益は圧迫されている。不採算な中小型船を中心に削減し、経営体質を強化する。
コンテナ船は主に日用品や機械部品、バラ積み船は鉱物資源や穀物の海上輸送に使用されている。
中国経済の低迷により、資源価格が暴落、英EU離脱で欧州経済の低次元でのリセッション、長引く資源安に資源国の豪州やブラジル経済の低迷を招き、荷動きも乏しく海運の運賃も厳しいものになっている。日本の場合には運賃がドル市場にあり、円高により、業績をより厳しくさせている。
商船三井の業績推移と予想
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連結/百万円
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14/3期
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15/3期
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16/3期
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17/3期予
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売上高
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1,729,452
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1,817,069
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1,712,222
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1,493,000
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営業利益
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41,092
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17,249
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2,323
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-5,000
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経常利益
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54,985
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51,330
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36,267
|
10,000
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当期利益
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57,393
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42,356
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-170,447
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15,000
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[ 2016年8月30日 ]
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