任天堂の株価急騰 新作「スーパーマリオ・ラン」を「Iphone・Ipad」先行配信発表
任天堂は7日、米アップルの「アイフォーン」向けに、人気ゲーム「スーパーマリオブラザーズ」の新作ソフト「スーパーマリオ・ラン」の配信を12月から日本などで始めると発表した。
任天堂などが手がけて大ヒットしている「ポケモンGO」に続いて、スマホ向けに人気ゲームを投入する。
ソフトは無料でダウンロードできる。ゲームを進める中で支払いが必要になる場面もあり、金額など詳細については今後公表する。
アッ プルが7日、サンフランシスコで開いた新製品の発表会に、スーパーマリオの生みの親として知られる宮本茂・任天堂代表取締役クリエイティブフェローが出席 し、明らかにした。宮本氏は、「片手で遊べる」と説明し、画面をタップしてマリオをジャンプさせる場面などを披露した。
<8日の任天堂とD.N.A.の株価>
任天堂株は、ポケモン-GOで急上昇、業績反映は僅少との発表により調整入り、7日iPhone7の発表と同時に発表されたiPhone向け「スーパーマリオ・ラン」配信により、8日の株価は3,260円高の27,955円(13.20%高)、取引額が3,784億円と大商いで急上昇した。MARIOがiPhoneで大ヒットすれば、今度こそ利益を享受するものになる。その後は来春予想される次期ハードの市場投入まで調整されるかもしれない。
また、組んでいるディーエヌエー株も8日は、345円高の3,600円(10.60%高)で、こちらも553億円の大商いだった。
9日の東証の日経平均が▲53.67円安の16,958.77円だったことから、両社に取引が集中した。
米FRBイエレンの金利上げの機は熟している発言から103円台まで円安になっていた対ドル円は、米経済指標が市場予想より悪化、金利上げが先送りされるとの見通しから、再び円高基調に入り、8日は101.50円前後で推移している。(円高は任天堂の顧客が欧米に集中していることから業績に対して打撃となる)
<POKE-GOからMARIO相場へ>7日での相場推移、8日高騰
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