アイコン 東洋建設 自航式多目的船完成 「AUGUST EXPLORER」号

スポンサード リンク
 

東洋建設が、サノヤス造船所水島製作所で建造していた自航式多目的船「AUGUST EXPLORER(オーガスト・エクスプローラー)」が8月31日に竣工した。

同船は3ヶ月程度の無寄港作業が可能なのが特徴。

本格的な海洋開発工事参入をにらんで建造された船で、同社がこれまで得意としてきた港湾・漁港施設といった海洋関係工事に、日本近海での海洋開発工事が加わることになる。5~10年程度で事業の柱に育てていく方針。

オーガスト・エクスプローラー号の概要は、
1、全長89・9メートル、
2、全幅27・0メートル、
3、深さ5・0メートルの規模。
4、最大積載荷重は3500トン(常用時2800トン)。
推進装置は出力1471キロワットの全旋回式2基を備えており、最大約12ノットのスピードを出すことができる。
5、建造費は約45億円。
6、最新鋭の定点保持機能(ダイナミックポジションシステム)を搭載しており、潮流が強い海域や強風時にも安定航行を維持できる。
7、居住区には52人が収容可能。
8、デッキスペースは925平方メートルと広く、魚礁やブロックなどの建設資材のほか、遠隔操作無人探査機(ROV)や調査用無人ヘリコプター、研究ブースなどを搭載できる。
9、30日程度無寄港作業可能

本格的な海洋開発工事をにらんで建造。具体的には、洋上風力発電施設の設置補助や、海洋調査・探査業務、深海域での魚礁設置、海底ケーブルの設置作業などを想定している。
以上、報道参照

0902_07.jpg

[ 2016年9月 2日 ]
スポンサード リンク
 

 

コメントをどうぞ

関連記事

  • この記事を見た人は以下も見ています
  •  
  • 同じカテゴリーの記事です。
  •   
スポンサード リンク
 


PICK UP


PICK UP - 倒産

↑トップへ