アイコン 港区の「高輪夢保育園」で補助金不正受給 芦屋市の社法「夢工房」 姫路の続き

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東京都港区で私立認可保育園「高輪夢保育園」を運営する兵庫県芦屋市の社会福祉法人「夢工房」が、実際には雇っていない調理員の人件費などとして約890万円の補助金を区に請求し不正に受給していたことがわかり、区は全額を返金するよう命じた。
港区によると、一昨年7月から今年6月にかけて、「夢工房」では調理員の数を実際は増やしていないのに2人から3人にしたとして、0歳児の給食の調理員を増やした際に人件費などとして支払われる補助金を不正に請求し、約875万円を受給していたという。
「夢工房」は今年6月、兵庫県姫路市内で運営する保育園で補助金を不正に受け取っていたとして兵庫県が第三者委員会の設置を指示していて、港区と東京都が、高輪夢保育園の定期検査を今年7月に実施し、今回の不正が明らかになったという。
区によると、「夢工房」は不正受給を認めているということで、区は不正に受給した約890万円の返金と違約加算金110万円の支払いを命じた。

<2016年6月9日の報道>親族架空勤務で報酬 補助金
全国7都道府県で保育園などを運営する社会福祉法人「夢工房」(兵庫県芦屋市)で、運営費約2750万円を不正流用していた疑いがあることが(6月)9日、県などへの取材で分かった。
男性理事長(57)の親族らが架空勤務などで給料を受け取っていた可能性がある。同法人が自治体から不正に受け取った可能性のある補助金は平成26年度で少なくとも約1050万円に上るという。
 県などによると、同法人が運営する「姫路保育園」(同県姫路市)で、勤務実体がないのに、園長を務める理事長の実母は25年5月~昨年8月、同園分園の事務員だった理事長の義母も22年4月から約5年間、給料として計約2200万円を受け取っていたとみられる。このほか、理事長の長女宅の家具などの購入代金約170万円を園の備品購入代金に偽装するなどして支出していた。
 昨年8月に姫路市の定期監査などで発覚。県は今月、同法人に対し、第三者委員会を設置して実体を報告するよう指導した。
 同法人の担当者は「第三者委の調査が始まるので、現時点で具体的なことは答えられない」としている。
 

法人名
社会福祉法人 夢工房
所在地
兵庫県芦屋市東芦屋町6番10号
理事長
黒石 誠
事業内容
児童福祉施設・特別養護老人ホーム・短期入所介護
通所介護・居宅介護支援・高齢者用ケアハウス
運営施設
兵庫県たつの市
■特別養護老人ホーム・ショートステイ・デイサービスセンター
『シスナブ御津』
■ケアハウス『マリナグリーン御津』
兵庫県姫路市
■姫路保育園(イーグレ分園)
兵庫県神戸市
■認定こども園 夢(遊喜分園)
兵庫県芦屋市
■山手夢保育園 ■浜風夢保育園 ■夢咲保育園
兵庫県西宮市
■西宮夢保育園 ■西北夢保育園
■のぞみ夢保育園 ■つぼみ夢保育園 ■夙川夢保育園 
兵庫県尼崎市
■夢の園保育園
大阪府箕面市
■桜保育園  ■紅葉夢保育園
大阪府豊中市
■夢の鳥保育園
京都府京都市
■認定こども園 下鴨夢
神奈川県横浜市
■よこはま夢保育園 ■日吉夢保育園 ■ゆめいろ保育園
東京都目黒区
■夢花保育園 ■夢花広場
東京都港区
■高輪夢保育園
北海道札幌市
■認定こども園 さっぽろ夢 ■認定こども園 しらゆき夢

[ 2016年9月13日 ]
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