アイコン 北朝鮮の核開発支援 中国の遼寧鴻祥実業集団 当局が資産凍結 米通報

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0921_06.jpg米中両政府が共産党員の率いる中国複合企業の資金の流れを追っている。
米オバマ政権は、当地に本拠を置く丹東鴻祥実業発展(=遼寧鴻祥実業集団)と創業者で最高幹部の馬暁紅氏が北朝鮮核開発プログラムの支援に関与したとみている。

米議会は今年、北朝鮮と取引する中国企業への制裁などを盛り込む制裁強化法案を可決した。中国企業を制裁対象にすることで、北朝鮮の動きを封じようとする世界的取り組みの間隙を埋める狙いがある。

中国東北部・遼寧省の公安当局は9月15日、長期的に「重大な経済犯罪」に関与した疑いで、このほど「遼寧鴻祥実業集団」に対する捜査に着手したと明らかにした。具体的な内容は説明しなかった。
当局への提出文書などによると、中国当局はここ数週間で鴻祥実業、馬氏、馬氏の親戚や知人の資産を凍結した。
20日になると、中国外務省の陸慷報道局長が定例会見で、「法に基づいて調査・処罰する」と発表した。

米政府の関係者によれば、米司法省の検事が先月2回にわたり北京に出向き、馬氏と「遼寧鴻祥実業集団」の犯罪疑惑、とりわけ北朝鮮の核開発と国際制裁の回避努力を支援したとみられる証拠について通報し、中国当局に注意を促していた。

「遼寧鴻祥実業集団」とは、
中朝貿易や北朝鮮観光のほか、北朝鮮企業との合資で複数のホテルを遼寧省内で経営しているという。「瀋陽七宝山飯店」(瀋陽市和平区)は、北朝鮮の高官が関係していたが「遼寧鴻祥実業集団」に売却、その後も北朝鮮の高官たちは「瀋陽七宝山飯店」に宿泊しているとされていた。
まさか、中国製のSLBMを売り飛ばしたのだろうか。軍部の銭のためには何でもありの中国。特に軍部に対する腐敗摘発も厳しく、賄賂を貰えなくなった幹部たちが、裏でどう動くかまったく不明の国でもある。今回も米政府が中国政府に対して、中国企業を通牒して、今回の事態に至っている。

 

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[ 2016年9月21日 ]

 

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