アイコン 不人気同士の米大統領候補の討論会 クリントン優勢勝ち

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現地時間26日夜に開催された米大統領選、クリントン民主党候補とトランプ共和党の討論会。日本でも朝、ブルームバーグ日本語版HPでライブ放映していたが、討論で見る限りどちらかといえば、クリントンの優勢勝ちと見られた。
ロイターは次のとおりTV討論について識者見解を掲載している。

●トランプ氏の政策、経済的合理性に欠ける
<ヒュー・ジョンソン・アドバイザーの会長兼最高投資責任者(CIO)、ヒュー・ジョンソン氏>
両候補は景気対策について異なる見解を示した。クリントン氏の税制・支出計画は明確でよく練られた内容だった。大幅減税と暗黙のインフラ支出を含むトランプ氏の考えは感情的には訴えるものがあるが、経済的合理性に欠け、それほど考えつくされてもいない。
両候補は異なるタイプの有権者の支持を得るだろう。トランプ氏が感情的で情報不足だったことを示すよい例は、
1)景気回復が「最悪」だったとの発言、
2)米連邦準備理事会(FRB)のイエレン議長が政治的な人物だとの発言、
3)株価上昇は利上げが実施されれば「はじける」バブルであるとの発言だ。

私見では、クリントン氏ははるかに多くの情報を持ち、大統領にふさわしい人物としての姿を見せた。
一方で、トランプ氏は、十分な情報は持ち合わせていないものの感情的に支持を得る人物のように映った。
トランプ氏も、変化をもたらす候補としてのイメージを打ち出し、討論会をうまくこなしたが、クリントン氏の方が優勢だったと考えている。
以上、

トランプ氏は、時折長々と話す場面があり、また、クリントン氏が話し中に割り込むなど司会者から注意を受けるなど印象はよくなかった。しかし、そうしたトランプ氏のパフォーマンスを大好きだというアメリカ国民が約4割いる。
株式市場は安定も求めクリントン候補になびき、ニューヨークタイムスもクリントン支持を打ち出し、共和党のブッシュ元大統領親子さえも民主党のクリントン候補支持に回るなど、反トランプ陣営は強固になってきている。
ただ、日本が国会で条約批准を急ぐTPPは、肝心のアメリカの大統領候補のトランプ・クリントンの両氏とも反対を表明している。こうした中で批准しても、TPPにおいて日本の利益はどこにあるのかということになる。引っ込みつかないだろうが、これまでの経過より、日本の利益を最優先させるべきではなかろうか。・・・それでも突っ走る日本のTPP政権である。

ヒステリック小指を立てオカマのようなトランプ、格差を拡大させたオバマ政権を批判することなく貧困対策も明確に打ち出さないクリントン。

青クリントン、赤トランプ(ロイター)
青クリントン、赤トランプ(ロイター)

 

[ 2016年9月27日 ]
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