アイコン トヨタ対話進化型ロボット キロボミニKIROBO mini  今冬販売へ

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トヨタ対話進化型ロボット キロボミニKIROBO mini 座高は10cm、体重は183g、価格3万9800円(税別)、Web予約受付予定。

トヨタは、ハートプロジェクトにおいて、「ココロが動く、あなたが動く。」というキャッチフレーズに、いつも寄り添い、心を通わせるコミュニケーションパートナーとして「キロボミニ」が誕生させた。
キロボミニは、表情や仕草で反応し、少しずつ成長していくパートナー。ユーザーには生まれたての未完成の状態で手元に届くという。
そのコンセプトは、「共感、共存、共鳴、共有、共育、共生、共創」すること。
開発者で、MS製品企画部 新コンセプト企画室の主査は、「息子が小さい頃はキャッチボールをやりました。5歳児の子供が取れるようにコントロールのいいボールを投げる、そして子供が投げるボールは必ず取ってやるぞ、という思いやりの心。それがキロボミニです」としている。

心のキャッチボールによって、いつも寄り添うことで覚えて成長するのがコミュニケーションパートナー「キロボミニ」。

そんなキロボミニの特徴は、
「いつも寄り添う」
「見つけて反応する」
「心が動く心を感じる」
「雑談する」
「覚える・成長する」
「つながる」。

「いつもよりそう」には愛らしい姿かたちと大きさにあり、以前のキロボより頭を大きくしたデザインで、手の平サイズ。

「見つけて反応する」ためには「話者方向推定」機能により話かけている人を見つけ、「顔追従」により、その人の方向に首を向けることができる。
「心が動く心を感じる」ために、愛らしい仕草、表情をする。動きはバイオロジカルモーション、目のLEDで瞬きし、分割LEDにより顔文字のようにして表情を作る。「目は口ほどに物を言う」を実現しているという。
「雑談する」ために、「表情認識・感情推定」が可能となっている。
「何かいいことあった?」
「何か悲しいことあった?」
と気持ちに寄り添ってくれる。

また、話していなくても、キロボミニから自分勝手に話しかける「きっかけ発話」も行う。
「覚えて成長する」ための「ココロ辞書発話」とは、例えば、
「うな丼ってどんな感じ?」
「うな丼って高いんだよね。」
「うな丼って好き?」
などの質問に答えると
「そうか覚えておくね。」と言って「好き嫌い」と覚えてくれるほか、「思い出」「行ったことある場所」などを記憶して会話してくれるという。
「つながる」では、自動車メーカーらしいことも想定されている。クルマと連携し、急ブレーキをかけたときに「あわわわ気をつけてよ。」と注意を促したり、車両に置いたままにクルマを降りようとすると「置いていかないで~。」と自ら訴える。

また「家連携」では「鍵しめたかな?自分で念のため確かめてね。」と注意喚起することも今後考えられるという。

いつも寄り添うためのクレードルで、クルマのカップホルダーに鎮座させることもできる。
実際にコミュニケートしてみると、5歳児を想定しているということで知っている語彙は多くないようで、いろんな単語を聞き返してきて、覚えていくようになっている。

技術的には、本体はユーザーのスマホとBluetoothで接続し、そのスマホでセンターサーバにアクセスし、そのサーバでさまざまな記憶なども管理される。
行った場所の記憶などのため、位置情報はGPSによって行われる。
顔認識はカメラによる、
音声認識は3つのマイクによって行われる。
なお顔は認識するが、個人の認識、顔認証はしないので、基本は同一人物とのコミュニケーションパートナーと想定されている。

駆動時間2.5時間だが、これは連続使用時間。スタンバイ状態に自動的になるため、クルマなどでは充電しながら使うことも可。

生産は、VAIOの高密度実装技術、多くの基盤などを収めることへの生産ノウハウ、修理・交換ノウハウからVAIO社をパートナーとしている。

価格は3万9800円(税別)に専用アプリ使用料が月額300円程度をかかる予定。
販売は、この冬に東京と愛知の一部トヨタ販売会社から行われ、KIROBO mini Webサイトにて先行予約を受け付ける予定という。

キロボミニは、人を中心としたコミュニケーションパートナーとして今後クルマに限らず様々なモノにつながる可能性を持っている。
自動車の運転への見張り役、家の中では突然倒れた時の緊急通報なども将来的には繋がっていくかも知れない。高齢化社会に対応する技術としては、素晴らしいモノになるかも知れない。
以上、報道参照

当キロボ開発は、“TOYOTA HEART PROJECT”の一環として東大/ロボ・ガレージ/トヨタ/電通の4社を中心に開発され、初のロボット宇宙飛行士として国際宇宙ステーションに運ばれたロボット「KIROBO(キロボ)」のミニ版。
 製作はソニーの「AIBO」を作り、ソニーから独立したVAIO社が担当。
販売価格がシャープと異なり、大幅に安価設定されていることから、かなりの販売台数が期待される。
 

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[ 2016年10月 3日 ]

 

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