アイコン (株)キタガワ工芸(愛知)/民事再生申請 パチンコ装置設備製造施工 会社概要付

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パチンコ店用設備機器製造・設置施工の(株)キタガワ工芸(愛知県春日井市上田楽町川原先2466-1、代表:北川誠治)は10月3日、申請処理を浅賀哲弁護士(電話052-232-7860)ほかに一任して、名古屋地方裁判所へ民事再生法の適用申請し、保全・監督命令を受けた。監督員には、中島健一弁護士(電話052-968-2555)が選任されている。

負債額は約22億円。

同社は昭和43年創業のパチンコ店用設備機器製造会社。パチンコ玉やコインの循環装置やパチンコ台等の木製枠「島設備」や装飾品・幕板などの製造し、設計から製造・設置工事まで手がけていた。平成17年8月期には約27億円の売上高を計上していた。
しかし、警察による5号機バクチ問題やサラ金業者潰しのサラ金融資規制により、パチンコ人口が減少によりパチンコ店の減少や設備投資の減少などにより、同社は売上高の減少、競争激化、値引き要請に見舞われ、平成27年期には約20億円まで売上高を増加させていたものの赤字経営が続き、新社屋建設や設備投資のための借入金も多く、債務超過に至っていた。

パチンコ業界は底を打ったとされ、受注もあることから、同社は抜本的な再建を図るため、今回の民事再生の申請となった。
仕事があり、技術力やノウハウもあり再建は可能だろう。
 

株式会社キタガワ工芸の会社概要
社名
株式会社キタガワ工芸
本社・工場
愛知県春日井市上田楽町川原先2466番地1
代表
北川誠治
設立
1977年1月
資本金
1000万円
業務概要
「商業施設内において積極的に空間を創造し、ディスプレイする」ことを目的として、日本全国の商業施設内の装飾を企画・設計・製作・施工。
アミューズメント施設(主にパチンコホール)は、企画・製作した装飾品を導入することで、より一層華やかで活気あるホール造りに。
 事業内容
・パチンコホールの島飾り、幕板等の企画、製造、施工
・プラスチック板加工品全般の製造、販売
・大型デジタルカラーシートの製造、販売
・真空成形製品の製造、販売
・木製品の製造、販売
・商業施設の内装、装飾の企画、製造、施工
沿革
1968年 9月  キタガワ工芸として発足し、プラスチック看板の製作を始める
1977年 1月  有限会社キタガワ工芸を設立する
1987年 4月  当社の事業を「アミューズメント施設内において積極的に空間を創造しディスプレイする」と正式に位置づける
1995年 9月  株式会社へ組織変更する
2004年 4月  本社・工場にてISO9001:2000を取得する
2007年 9月  『経営革新』承認
※新しい事業に取り組むことで経営状態の改善や、企業力をアップさせるための取り組み。
(経済産業省 中小企業庁 推進)
2008年2月 新社屋竣工    
東京営業所
東京都墨田区本所4-6-7
大阪営業所
東大阪市本庄1丁目5-20
 
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[ 2016年10月 6日 ]
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