アイコン 豊洲市場 地下水管理システムが稼働する前に計測した共産党

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マスコミは豊洲問題を大きく取り上げ、バカ騒ぎしているが、騒ぐところはそこじゃない。
豊洲は共産党やマスコミがヒステリックに騒ぐほど汚染されてもいないし、危なくもない。
ほんとうに危ないのは日本人のふりをして日本を貶めるブーメランの女王(蓮舫)の方である。
https://www.youtube.com/watch?v=K8LiEyZZ6hY

(農と島のありんくりん)を読めば豊洲が良く分かります。

(農と島のありんくりん)
http://arinkurin.cocolog-nifty.com/

移り変わる自然、移り変わる世情の中で、真実らしきものを探求する

豊洲市場 地下水管理システムが稼働する前に計測した共産党
1007_02.jpg

小池知事も、豊洲問題から、やっと疑惑本丸のオリンピック施設予算に焦点が移行させたいようです。
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20161001/plt1610011530002-n1.htm
けっこうなことです。やっとここにたどりついたかという気分です。
こちらが内田権勢に切り込む、ほんとうの戦場です。
小池知事が、豊洲の「盛り土を誰が決めたのか」を問うならば、はるかに根が深く巨額なオリンピック施設予算に切り込まねばウソです。
共産党の「猛毒ヒ素汚染水」告発と、それに迎合したメディアの「豊洲祭り」で、あらぬ方向に飛んでいきかかっていました。
言い出した共産党はこの「汚染水」という言い方を使うことで、福島第1の放射能汚染水とイメージをダブらせて国民のパニック心理につけこもうとしました。
毎度のことですが、この政党は人の恐怖心理を巧みに利用して、自分の政治に利用しようとします。

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東京都 豊洲市場についてより 以下図版同じ
怯えている方は、ぜひ一度真面目に東京都の出している資料を読むことをお勧めします。
豊洲市場について|東京都中央卸売市場
福島第1原発事故の時にも思いましたが、官庁や公共機関は、常に情報を出しています。
意図的に秘匿したりすると、後がバレた時に倍返しになるからです。
今回の豊洲市場の工事の詳細な経緯は、ネットで手軽に読むことができます。
東京ガスの製造プラント跡地に作られたために、汚染対策は当初から最大の問題になっていました。
それについて豊洲新市場予定地の土壌汚染はどうするの?|東京都中央卸売市場はこう答えています。
●調査方法
①約40ヘクタールの豊新市場予定地(40h)の敷地全域を、土壌汚染対策法が定める最小の調査区画である10㎡四方の正方形で区切った4,122地点を調査点とする。
②地盤面から深さ50㎝の掘り下げたと土壌と地下水を分析する。
●調査結果
①環境基準を超える地点は、土壌または地下水で1,475地点(36%)。
②うち1,000倍以上の汚染物質が検出されたのが、土壌で2地点、地下水で13地点。

1007_04.jpg

上の添付図を見るとわかるのは、汚染が広域に広がっているのではなく、6区の一部に集中していることです。
浄化作業は以下の手順でなされました。
1.盛土の掘削
2.遮水壁の設置
3.土壌の掘削
4.汚染土壌の処理
5.地下水浄化
6.埋戻し
7.液状化対策
8.盛土と井戸の設置
1007_05.jpg

今問題となっている地下水は、各所の観測井戸からくみ上げられて、検査を受けています。
観測井戸http://www.shijou.metro.tokyo.jp/toyosu/pdf/waterlevel/map.pdf
土壌対策専門家会議・平田健正座長はこのように説明しています。
豊洲市場における土壌汚染対策等の専門家会議を設置|東京都

1007_06.jpg

① 豊洲では荒川工費基準面「AP.+2.0m」(ほぼ海面)まで汚染土を除去する
  これは用地の地下水の上昇上限が「AP.+1.8m]なので、それよりも上のレベルとしたため。
② 掘り下げた地面の上の「砕石」を敷く
  これは毛管現象で地下水が土壌の中を上昇して来る事を防ぐ目的
  「砕石」の隙間は大きいので、地下水はこの層でブロックされる
③ 砕石の上に2mの浄化済みの土壌を埋戻して東京ガスの工場敷地のレベルを回復
④ その上にさらに2.5mの盛土をして、これを市場の地盤レベルとした
上の図では、建物の下も盛土されていますが、当然建物の下には「謎の地下空間」こと地下ピットが存在していますから、その部分に盛土はありません。

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第18回技術会議資料14年11月27日「地下水管理システムに関する説明資料」より。既に地下ピットが書いてある
地下水管理システムの概要はこうです。
① 汚染土を除去したAP.+2.0よりも下の滞水層まで揚水井戸を堀る
② そこから汚染地下水をくみ上げて浄化施設で浄化する
③ AP.+2.0には砕石層を設置する
④ 道路や緑地などは4.5mの盛土層の上に作られる
⑤ 建屋は砕石層の上に地下ピットを建造し、その上の構築される
まぁ、土壌汚染対策法が求めている盛り土は50cmですから、過剰すぎる安全対策のような気もしますが。
専門家によれば、砕石層の上の地下ピットを含むコンクリートの空洞層を直接乗せるのは、地盤沈下を考えれば合理的な方法です。
地下ピットの高さが、4.5mもある理由は、大型建造物の地下によくあるように電気室や空調機械室を設置するためだろうと思われます。
猪瀬さんがどこかで言ったように、いざというときにブルを入れるためというのは、なにかの勘違いでしょう。重機の入口がありませんから。(※追記 重機搬入口はあるという説もあります。)
地下水は砕石層でブロックされていますから、地下ピットの底に溜まっている水は雨水と考えてもいいと思われます。
問題が残るとすれば、青果棟の地下ピットの床が砕石層のままでコンクリート処理されていなかったことですが、これは謎ですが、頭上の1Fのコンクリート床が45cmもあるために、現実的問題にはならないでしょう。
それに地下水管理システムが稼働すれば、地下水自体が処理できないほど上昇するとは考えにくいと思われます。
詳細はこの報告書をご覧いただくとして、これが稼働して初めて、豊洲の地下水管理システムは万全となります。これは去年6月30日から工事が始まり、今年10月17日に竣工予定です。
つまりまだこの管理浄化システム稼働していない時を狙って、共産党が計測して風評化を企んだようです。
まことにタチが悪い、としかいいようがありません。
憶測ですが、共産党は地下水管理システムが稼働開始する10月17日以前を狙って調査したのだと思われます。
ただ水質調査結果が知りたいのなら、上記の豊洲市場報告書のPDFに報告されているので、新たなネタが欲しかったのでしょう。
各種検査結果http://www.shijou.metro.tokyo.jp/toyosu/siryou/tyousa_siryou/
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http://blogs.yahoo.co.jp/yt_4158/71454523.html
そもそもこの地下水管理システムは地下ピットの水漏れを汲み上げるシステムですから、地下水位全体をコントロールすることが出来ます。
したがって、常識的に考えれば、システムが正常に稼働すれば、上の写真のような漏水自体がなくなるはずです。
専門家会議座長が記者会見で丁寧な説明しています。ニコ生にアップされていますので、ご覧下さい。
※豊洲市場問題 専門家会議座長 記者会見  2016年 9月 17日
 地下水を管理するという前提で豊洲は作られている
     https://youtu.be/ln4u9GoNlas
危険だ、危険だと騒ぐのは勝手ですが、関わった専門家の意見を聞き、都の報告書に眼をとおしていくのが理解の近道ではないのでしょうか。

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[ 2016年10月 7日 ]

 

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