アイコン ソフトバンク250億ドル出資のハイテクファンド立ち上げへ 10兆円目指す

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孫正義氏が成功したのは、当時ITベンチャーだった米ヤフーに出資し、ヤフーが一時検索最大手に上り詰め、膨大な軍資金を手にしたことにある。中国アリババでも同じ手法で巨額(数兆円)の含み益をソフトバンクにもたらしている。

ソフトバンクグループは14日、250億ドル(日本円で約2兆5000億円)を出資して、世界のハイテク分野に投資するファンドを設立すると発表した。
このファンドは、子会社がイギリスで運営する予定で、サウジアラビアのファンドなどからも出資を募り、過去最大級の1000億ドル(日本円で約10兆円)規模のファンドを目指すとしている。

日本のベンチャーキャピタルで成功しているのは、ジャフコ(元々日生と野村の出資会社で、上場時の主幹事確保のため野村に完全移行、その後上場させた会社、総資産2400億円規模)であるが、今では国際展開しているものの強いのは国内だけ。これまでに不正経理会社を何度も上場させた経緯もある。

磐石な監査体制と大々的な海外進出が必要だろうが、連携する海外の監査法人を信用する前提の語学の壁、専門用語の壁もあり、そこまでの力量はジャフコも限られ、日本のベンチャーキャピタルおよび大手監査法人の限界となっている。

孫氏ならばIT関連に限ればそれを実現できるし、それをこれまで実践してきた。ハイテクの範囲は不明であるが医療はリスクが大きく難しく触れないほうが今のところ賢明だろう・・・。医療もいずれITと融合する、もう一部でしている・・・。

中国は、国内企業に対して、持たない先端技術は、技術を持つ海外企業を買収すれば良い、盗めば良いとして、軍事からIT産業にいたるまで、巨額の投資を行い、軍事・産業とも発展させてきた。その買収領域があまりにも脅威になってきたため、今では狙われた米国では、米政府がセーブをかけている。韓国も似たような動きでここまで成功させてきたが、その先が両国とも見えてこない。

日本の大手企業は事業領域を海外に広げ、その世界的シェアを拡大するため、M&Aを駆使している。しかし、その次に来るものが見えてこない。やはり、拡大させたシェアに乗せる商材開発が必要になってくる。そうした分野の買収が必要だろう。

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[ 2016年10月14日 ]

 

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