8月の鉱工業生産指数を下方修正 確報値
経産省が17日発表した8月の鉱工業生産指数(2010年=100、季節調整値)確報は前月比%1.3上昇の97.8だった。
速報段階で回答を反映しきれなかったフィルム・シートなどプラスチック製品工業が下振れし、97.9だった速報値から下方修正した。
製造工業稼働率指数(2010年=100、季節調整値)は前月比2.6%上昇の98.7だった。中国向けのスマホ部品などが好調で電子部品・デバイス工業が上昇した。パソコン販売も伸び、情報通信機械工業も前月比17%上昇した。生産能力指数(原数値)は前月から横ばいの94.4だった。
以上、
安倍首相が日銀や年金も総動員しているアベノミクスによりこれまでいろいろやってきたが、リーマン・ショック後の2010年の生産指数よりまだ低いままとなっている。
大手製造業者は、特に経団連会長の出身母体の東レ(韓国へ新規工場を造り続けている)はじめみんな海外で生産することを是としている。少なくとも経団連会長は、国の政策についてゴチャゴチャ言う前に日本に工場を作れやと言いたい。
今後、サムスン電子ノート7用の電子部品の輸出がなくなった影響が出る。GALAXY8は2月に販売される予定であるが、ノート7の原因究明しだいでは遅れる可能性もある。
サムスンはスマホで、アップルだけではなく中国勢に追い立てられていることに焦り、今回のスマホでは検証期間もなさ過ぎ、疎かな検証に終わった結果、発火問題・生産終了、莫大な損害を生じてしまっている。
勢いのある中国勢スマホメーカー・電子製品業界の取り込みが、今後の日本の電子部品業界を左右する。勢いのある企業に乗るのは世界共通の必須事項。
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