アイコン 麻生×二階バトル 福岡県小川知事に自民県議カンカン 内緒の都内での腰痛入院 

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経産省OBという肩書きがなかったら何の取り得のない人畜無害の福岡県の小川知事であるが、今月10日~17日まで行方不明になり県議会で問題となっている。

<県議会・自民会派が主導>
知事本人は、腰痛が悪化し都内の病院に入院していたと釈明、連絡は常に取れる状態にあり、危機管理上何も問題になることはなかったとの認識を示している。
しかし、県幹部にも入院先を伝えておらず、県議会の特別委員会はこれを問題視し、27日、入院証明書の提出を求めている。
それに対して、小川知事は、「病院名も言えないし、入院証明書の提出も慎重に検討する」として応ぜず、さらに紛糾している。
小川知事にとって厄介なのは、当問題を、知事選挙で支援してくれる県議会最大会派の自民党県議や自民党県連の人たちが主導していることにある。

<自民県連支援の衆議候補の支援回避で入院か>
自民党県連の一部は、小川知事の行方不明の入院は、「今月23日に投票が行われた衆議院福岡6区の補欠選挙で、県連推薦新人候補の支援を回避するためだったのではないか」という声を上げている。

これについて、小川知事は、「知事として中立の立場を取るなかで、腰痛や検査入院が選挙期間とたまたま重なった」と述べ回避している。
以上、

<燻り続ける衆議補欠選挙の責任論>
先の補欠選挙では、自民党福岡県連が推薦した自民党福岡県連会長のご子息が、弔い合戦の故鳩山邦夫氏の子息に大敗し、その原因の一部が、小川知事に対する責任論に波及しているものと見られる。

この選挙では、自民党福岡県連、現役の麻生閣下(選対本部長だった)、引退しても福岡では力を持つ古賀誠元自民党幹事長の両巨頭が、自民党福岡県連会長のご子息を、力を込めて支援したが、鳩山候補にまったく歯が立たない選挙結果となった。それも落選した民進候補にも大差をつけられていた。

麻生閣下が自民党の中枢にいながら、二階幹事長率いる自民党本部から、自民党福岡県連会長のご子息が公認を取れなかったことも大きな敗因となった。公認を取れれば自ずと公明党の票を呼び込むことができる。
(両ご子息とも保守であり、二階氏率いる自民党本部は公認を二人とも出さなかった)
(二階氏は8月段階で、創価学会九州本部長と密会していたと報道されていた。内容は不明)

安倍首相は、世渡りが非常にうまく、身内のゴタゴタの中には絶対入らず、巻き込まれない。五輪会場問題での森会長と小池都知事とのバドルでも、一切触れない。今回の福岡6区補選でも、麻生×二階の公認バドルにも「任せている」の一言だった。

自民党福岡県連会長殿は公認が取れなかった責任を取り、会長辞任を10日表明している。

<次回知事選への影響>
ただ、会長殿は、前々回の知事選では、県議会自民会派の支援を受け福岡県知事選に一度は出馬を表明しながら、九電(七社会代表)にしてやられた小川擁立に、引っ込めざるを得なかったという苦渋をなめており、次回知事選出馬の意向を持つとされている。
こうしたことからも、まだ2期目の小川知事であるが、今回の問題は足元を救われる動きとなっている。(前知事の麻生渡氏は4期務めた)

次回選挙では、以前のように九電(七社会)は、動けない事情もある。麻生閣下も選対本部長として今回の大敗の責任があり、小川支持には水面下でも動けない。

<麻生閣下の任期も選挙早まればそれまでか>
(その麻生閣下も、次の衆院選が早春にでも早まれば出馬できる年齢ではなく、引退となる。二階氏は安倍長期政権を大義の旗印に早期解散総選挙を打ち出し、目の上のたんこぶの麻生閣下の追い出しをはかるものと見られる)
福岡県連かつ衆議に二階派で当選5回の武田良太議員がいる。これまたフィクサーであった故田中六助氏を伯父に持つ人物、会長ご子息の党本部推薦に一人だけ反対した。
次回の知事選挙は2019年4月。

そうした二階氏のご子息も、お膝下の市長選に初立候補、だが落選するなど地元での人気は磐石ではない。いくら権謀術に優れていても、参謀にはなれても裏でも表でも大将になれるとは限らない。

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[ 2016年10月28日 ]

 

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