アイコン ソニー子会社で着服事件 ソニーLSIデザイン 役員ら9億円 架空発注

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ソニーは、グループ会社の役員と社員が取り引き業者への架空の発注などの不正を行い、約9億円の損失が発生したと発表した。
不正が明らかになったのは、ソニーのグループ会社で、半導体の設計を行っている「ソニーLSIデザイン」。
平成24年2月から約4年半にわたって、役員1人と社員4人の計5人が不正を繰り返していたという。
ソニーでは、5人を懲戒解雇するとともに、社内調査を続けているとしている。

ソニーリリース分:2016年10月28日

当社関係会社元役員及び元社員の不正行為について
当社関係会社である、ソニーLSIデザイン株式会社(以下、SLSI)の元役員及び元社員複数名が、取引先との間で実態とは異なる業務の発注などの方法で、会社の金銭を不正に支出、一部は着服していたことが社内調査により判明しました。これまでの調査によると、不正行為は2012年2月から2016年9月の約4年半の間に繰り返し行われ、SLSIにおよそ9億円の損害を与えたと見込んでいます。

当該事案に深く関与していたSLSI元役員及び元社員計5名については、本日までに解任・懲戒解雇としました。今後、警察への捜査依頼も含め更に調査を進め、当該事案が発生した原因及び全容の究明を徹底的に行うと同時に、関与した元役員及び元社員に対する刑事告訴及び民事上の責任追及も検討しています。

当グループにおいては、従前より、グループ共通の行動指針である「ソニーグループ行動規範」の周知及びコンプライアンス教育の徹底、内部監査の強化、内部通報制度の充実等に努めてまいりました。それにも関わらず、当社関連会社においてこのような事態が発生したことは誠に遺憾であり、関係者の皆様に深くお詫び申し上げます。
当社といたしましては、SLSIの人事・組織改革を直ちに行うと共に、内部管理体制の一層の強化、社内規程や内部通報制度の周知及びコンプライアンス教育を更に徹底し、再発防止に努めてまいります。

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[ 2016年10月28日 ]

 

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