目先のポピュリズムを創出し続ければ、国民の受けは非常に良かろうが、片や借金はすでにバブル化している。
安倍政権は小泉政権と魔逆の公共投資政策を取っている。両者とも国民を引き付けるのは旨いが、小泉政権は借金漬けに対して、聖域なき削減、公共投資削減と規制緩和を行ってきた。安倍政権は景気と憲法改正を最優先課題に、大金融緩和政策と大公共投資で景気回復を図っている。
安倍政権になり企業の倒産は大幅に減少し、まさしくバブル時代のように少なくなっている。

ただ、借金は、法人税減税にもかかわらず、アベノミクスによる円安効果で法人税収が大幅に増え、規定の公共投資に加え、税収増分まで公共投資にまわし、借金はバブル化し続けている。

　　大公共投資万歳、アベノミクス万歳、安倍首相万歳という万歳三唱の下に、一気に憲法改正を図りに行く予定である。環境が、事情がどんなに変わろうと関係なし、言ったことは力を背景に必ず実行する安倍首相でもある。
この調子では２０東京バブリンピックまで公共投資の拡大路線は続こうが、相棒の日銀の黒田氏は日銀を超バブル化させたまま２０１８年には日銀から消える。