生活保護世帯数 戦後最悪の163万66百世帯 勤労世代も増加に転じる
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厚労省が発表した今年8月の生活保護世帯数は、前月より1877世帯増加163万6636世帯となり、過去最多となった。これまで求人増、失業率低下で、低下を続けてきた勤労世代も20ヶ月ぶりに増加に転じた。
世帯別の内訳は、
1、高齢者。
増加傾向にある65歳以上の「高齢者世帯」が全体の半数を超える83万4,621世帯となり、このうち90%以上を1人暮らしの世帯。
2、勤労世代。
働くことができる勤労世代を含む「その他の世帯」は、昨年1月以降、減り続けてきたが、今回、182世帯増えて20ヶ月ぶりに増加に転じ、26万3,607世帯となった。
3、傷病世帯。
ケガや病気などで働けない「傷病者世帯」は、23万9,316世帯、
4、「障害者世帯」は、19万894世帯、
5、「母子世帯」は、9万9047世帯だった。
厚労省は、勤労世代の増加について、雇用情勢に陰りが出てきているためではないかと見ている。
以上、
勤労世代では、雇用者側が法人税率まで下げてもらいながらブラックを急増させ、ウツ病勤労者を増加させ、・・の先行きは暗い。勤労者にとっても、いつ首になるかわからない不安な時代、消費拡大どころではないだろう。既にアベノミクスになってからも4年続く景気拡大政策、笛吹けど踊らぬ景気、財界・業者のおねだり根性が続き、さらに景気対策が注目され続ける反面、一方で、置いてきぼりの負のスパイラルが拡大している。借金漬物が腐れたキムチになりかけている。
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[ 2016年11月 2日 ]
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