アイコン 蛇行し続ける日銀黒田丸  日銀と年金で株買占め 

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1、国債の買占めによる大金融緩和:日銀所有国債400兆円(10月7日)突破、一方で、お国の借金残高は増加の一方で2016年6月末時点の国債や借入金、政府短期証券を合わせた「国の借金」の残高は1053兆円超と減ることはなくなっている。大金融緩和では当初、円安により企業業績は急上昇したものの、消費者は逆に穀物等輸入物価が上昇して消費低迷に陥り、そのまま凍てついている。

2、ETF経由の株買占め:残高10兆円突破 公的年金基金と日銀により官製相場完成。大きく下げたら年金も日銀もパンクすることから、もう大きくは下がらないではなく、下げられない。

3、マイナス金利導入:日銀は金融機関が預ける資金に対して公定歩合の金利を支払うが、実質、預かり拒絶のマイナス金利。日銀は市場に貸し出して利益を生めと金融機関に叱咤激励。借り手側の肝心の企業は、円高に加え中国・東南アジア経済の低迷にオロオロ、内需の柱の消費も低迷し、借りる様子もない。唯一借りるのは定石どおり不動産屋ばかりで不動産ばかりが値上がりしている。小金もちの高齢者たちは、預金をしても金利も付かず、孫にも買って上げらなくなりさびしいばかり。マイナンバーで税でもかけられたら大変と小型金庫が飛ぶように売れているという。

4、日銀は株式会社であり、上場(2008年17万円台、現在36,000円)もしており、国の機関ではないというが、100%国の機関である。

日銀が金融緩和の一環で2010年12月から買い入れを始めた株価連動型上場投資信託(ETF)の保有残高が10兆円の大台を超えた。7月の金融政策決定会合では年間買い入れ額の倍増を決定している。
日銀のETF買いは株式相場を下支えしているが、「官製相場」の様相が強まることに懸念を示す声もある。
 日銀の営業毎旬報告によると、10月末時点の保有残高は10兆2067億円だった。前月末比で4374億円(4.5%)増えた。1年間で3兆8339億円(60.2%)増えた。日銀は7月の会合で年間3兆3000億円だったETFの買い入れペースをほぼ倍の6兆円に増やした。
 外的ショックで株価が下がれば、日銀は買い入れ枠をさらに倍にして買い支えればよいだけ。下がることは日銀問題だけではなく、年金基金も大損失を計上することになり、国是として買い入れることだろう。

黒田東彦氏は、1944年10月生まれの72歳、18年に任期切れになるだろうが、後任者は出口戦略を練る必要がある。しかし、現実はすべて黒田氏がということにすべて一件落着させ、黒田垂れ流し政策を踏襲し増幅させるしかない。その修正である出口戦略は巨大化しすぎてできようもなく東京バブリンピックの閉幕後のパンク以外ないだろう。
 

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[ 2016年11月 7日 ]

 

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