アイコン 十八銀行 福岡銀行グループへの統合 なかなか許可出ず 統合承認の株主総会延期へ

スポンサード リンク

統合すれば長崎県の貸し出しシェア65%に。

長崎市の十八銀行は、来年4月にふくおかフィナンシャルグループ(FFG、福岡銀行グループ)との経営統合を予定し、統合の承認を得るため12月に予定していた臨時株主総会を延期する。

理由は、統合の可否を判断する公正取引委員会の審査が長引いているため。統合時期については、現時点では変更しない方針。
十八銀行は今年2月26日統合の基本合意を発表していた。

十八銀行とFFGは当初、8月までに公取委の承認を得た上で最終契約を結び、12月の臨時株主総会で経営統合を決議する日程を想定していた。
だが、十八銀行とFFGが統合すれば、長崎県内の貸出シェアが約65%(今年3月期末単純合算)に達し、全国でも有数の高さになる。
公取委は、健全な競争原理が損なわれる恐れがあるとみて、審査を継続している。
以上、

地方の金融機関は、地域経済の発展にどれほど寄与しているのか、新しい産業創出への寄与度などが問われる。
FFGは、日銀からの天下り体制を一掃し、生え抜きのプロバー体制を敷いている。そうしたことも中央に影響を与えられない一因かもしれない。
かつて長崎県には、十八銀行のほかに親和銀行、九州相互銀行があった。

しかし、バブルに塗れ九州相互銀行は親和銀行に吸収され、その親和銀行もバブルに塗れていたことが発覚、福岡銀行グーループに下った。ただ、官営銀行として発足した十八銀行は、明治時代からの名門、福岡銀行グループの軍門に下るとは情けなく、長崎県の凋落を象徴する出来事でもある。少子化・過疎化が進むことから、いっそのこと、佐賀県+長崎県+福岡県を統合し、1県にしたらいかがだろうか。近い将来、そうなるであろうが・・・。

スポンサード リンク
[ 2016年11月10日 ]

 

コメントをどうぞ

関連記事

  • この記事を見た人は以下も見ています
  •  
  • 同じカテゴリーの記事です。
  •   
スポンサード リンク
 


PICK UP


PICK UP - 倒産

↑トップへ