銀行の不動産業向け融資 バブル越えの過去最高
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日銀がマイナス金利政策を導入したことなどによって全国の銀行による今年度の上半期の新規の貸出額は、前年同期比16%増となり、不動産業向けは過去最高となった。
日銀が、都市銀行や地方銀行など、国内の139の銀行による新規の貸し出し額などを調査してまとめた数値。
今年4~9月までの半年間に銀行が企業や個人に対して融資した金額は23兆9,413億円となり、前年同期比16%伸びた。
うち不動産業向けに新たに融資した金額の合計は、5兆8,943億円となり、過去最高の水準となった。民間・公の金融機関の不動産業界に対する融資残は過去最高を更新し続け、86兆円(2016年3月末)に達している。
この間、不動産の流動化をはかる目的でリート市場(J-REIT、14.8兆円/2016年7月末残高)も開設されており、不動産市場には巨額の資金が投入され続けている。
バブル時代は、不動産バブル・証券バブルが生じ、中間層も大幅に伸び、消費が拡大し続けたが・・・。現在は不動産市場の活況にもかかわらず消費不況が続いている。・・・どうしてなのだろうか?
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[ 2016年11月16日 ]
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