アイコン 長崎新幹線全線開通見通し立たず FGT部品にまだ問題が・磨耗試験に失敗

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九州新幹線長崎ルート(長崎新幹線)に導入予定のフリーゲージトレイン(軌間可変電車、FGT)の室内試験で、台車を改良後も車軸周辺の部品に摩耗が確認されていたことが、関係者への取材で分かったと西日本新聞が報じている。

2014年の屋外走行テストで摩耗が見つかり中止し、改良を続けていが、耐久性の問題が改めて浮き彫りとなった。
国交省は18日、専門家でつくる技術評価委員会に報告し、対応を協議する。

FGTの開発を巡っては、14年11月の耐久走行テストで、部品に摩耗が見つかり、屋外での試験は約2年間、中断されていた。
国交省は、摩耗を防ぐために改良した台車を使い、室内での回転試験を実施。その効果が確認されれば、今年度中にも屋外での試験を再開させる予定だった。
関係者によると、回転試験は5~8月、速さや台車にかかる荷重を変化させながら行った。
約3万7500キロ分の走行試験を終えた時点で異常はなかった。しかし、レール走行時の振動を想定して荷重を1.3倍に引き上げたところ、約9000キロ分を走行した段階で部品が摩耗していた。
 摩耗の程度は14年時よりも改善されたが、技術評価委が屋外試験に移る条件とする「一般的な新幹線車両の総走行距離の60万キロ程度の耐久性」があると判断するのは難しいという。
以上、

長崎県などは今でもフル規格導入を国に要請しているが、国交省はFGTで決定しており、今後の地方新幹線導入に向けた実験路線でもあり覆らない。
しかし、FGTの導入が遅れれば、すでに新武雄駅から長崎までの見切り発車を国が決定しており、鳥栖駅で在来線に乗り換え、新武雄駅で新幹線に乗り換えるという2つの乗り降りが、FGTが完成するまでいつまでも続くことになる。
これではいつまで経っても、在来線特急と時間的にも変わらず、乗り降りする負担により、誰が利用しようか。
当然、JR九州は在来線の特急を大幅に減らすと見られるが・・・。高齢者や身障者を含めた利用者の利便性を無視するものとなる。

博多から新鳥栖駅(フル規格の九州新幹線軌道)―<在来線軌道走行・FGT>―新武雄駅(長崎駅までフル規格)で、FGT車両で博多から、もしくは新鳥栖駅から乗り換えなしで、在来線を使用(新鳥栖-新武雄間)して長崎まで行ける。

早期、長崎新幹線全線開通実現は、金子・谷川両先生による安倍首相への影響力だけだろう。
 

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[ 2016年11月17日 ]

 

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